トム・クルーズがセレブゴシップ週刊誌「Life & Style」と「In touch」に対し、5,000万ドル(約40億円)の損害賠償を求めて訴訟を起こした。離婚した元妻ケイティ・ホームズと共に彼の元を去った一人娘スリに関して「トムはスリを見捨てた」と書かれたことがよほど腹に据えかねたらしい。

 

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<(C)Matt Brown / (C)A.M.P.A.S.>

 

トムが法廷で提示した「Life & Style」7月30日号の表紙には「SURI IN TEARS , ABANDONED BY HER DAD (父親に捨てられたスリは泣き崩れた)」とあり、さらに「In touch」10月1日号の表紙でもスリの写真と共に「ABANDONED BY DADDY(父親に見捨てられた)」という見出しが躍った。

 

この見出しは完全な誤りだとトムは主張する。「娘を心から愛しており、決して見捨てたりしない」というのが彼の主張だ。トムの弁護士も「彼はスリを心の底から愛する思いやりのある父親だ。スリはトムの原動力であり、これからもずっとそうであり続ける。『捨てた』なんてとんでもない。スリの泣き顔にこのような酷い見出しを乗せるという行為は非難に値する」と強い口調で2誌を糾弾した。

 

実際、撮られたスリの泣き顔は、ペットショップで犬を買ってもらえず、店先で「やだやだ」と駄々をこねていた時のものなのだ。

 

この弁護士によると、トムは訴訟好きな人ではないという。長いキャリアの中で、年中パパラッチに追いかけられ、心ない記事を書かれたことも無数にあるが、確かにトムが何かを訴えたというニュースはあまり聞いたことがない。しかし愛娘のことになると話は別なのだろう。「彼の親子関係の低俗なデマで金を儲けようとすれば、必ずトムは訴訟を起こすだろう」と弁護士は断言している。

 

この訴えが認められ、賠償金が支払われた場合は、トムはこれを全額慈善事業に寄付する予定だという。