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アーティストや政治家など、名だたるセレブリティ数名の機密情報がクラッキングにより流出し、とあるウェブサイトに掲載されていると、米国時間11日にFBIのスポークスマンが発表した。
今回被害に遭ったのはビヨンセ、ジェイ・Z、メル・ギブソン、アシュトン・カッチャー、キム・カーダシアン、ブリトニー・スピアーズら有名人に加え、ジョー・バイデン米副大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官、エリック・ホルダー司法長官、FBI長官ロバート・ミューラー、ロサンゼルス市警のチャーリー・ベック署長といった政府関係者まで幅広い。彼らの社会保障番号や信用情報、ネットバンキングの口座番号、抵当情報などが何者かによって盗まれ、ウェブサイトで公表されているという。ゴシップサイト<a href=”http://www.tmz.com/2013/03/11/12-joe-biden-ashton-kutcher-jay-z-beyonce-hillary-clinton-celebs-hacked-credit-report-finances-exposed/#ixzz2NGwwJruX” target=”blank”>TMZ</a>が最初にこのウェブサイトを発見し、報道した。
AP通信によると、バイデン副大統領、クリントン元国務長官は住所の流出程度にとどまり、資産情報などは明かされていない。しかし、つい最近FBIのミューラー長官が、現在米国の最たる脅威はサイバーセキュリティ犯罪であると上院議会で警告したばかりというタイミングでの事件発覚、さらに熱弁をふるった本人までもが被害に遭うという有様。それだけに、FBIは威信にかけて捜査を行うと見られている。