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Q&A with MarkのFacebookページより

Facebookの創業者にして大富豪のマーク・ザッカーバーグ(31)は、子どもがテレビゲームで遊ぶことを奨励している。それはなぜか。14日に開催された講演会での一幕だ。

ニューヨーク北部で生まれ育った彼は、冬になると雪合戦がしたくてたまらなかった。しかし、姉と妹を誘ってもそのたびに断られ、しまいには無視されていたという。業を煮やしたザッカーバーグは、ヴァーチャルな世界でその願いを叶えることにした。雪合戦のゲームをプログラムし、画面の中の自分に心ゆくまで雪玉を投げさせたのだ。

「それからはみんな幸せでした。ひどい出来だったけれど、僕は雪合戦ができるし、姉妹たちは雪玉をぶつけられなくて済んだんです」。

この一連の体験は、瞬間的なものではない深い満足感をザッカーバーグに与え、これをきっかけに彼はプログラミングにのめり込んでいくことになる。

「成長過程において、ゲームを組み立て、ゲームで遊ぶという活動はとても重要なことだと思います。なぜなら、多くの子どもたちがプログラミングに興味を持つきっかけとなるからです。ゲームをしていなければ、僕もプログラミングに目を向けることはなかったでしょう」。

ゲームで遊んだことがなければ、遊びの欲求を「ゲームを作ることで満たす」という発想には至らない、と言うのだ。

さらに、これはテック業界における性と人種の不均衡問題の解決策になり得るとも指摘する。シリコンバレー人口の“谷”とされる女性や黒人、ラテン系の人々が、テレビゲームをきっかけにプログラミングに興味を持てば、この問題はいずれ解消するとザッカーバーグは確信している。彼が知っている大部分のエンジニアはほとんどが独学でプログラミングを身につけたという。潜在的な人材を発掘するためにも、まずは興味を持ってもらうことが大切であり、その入り口として最適なものがテレビゲームなのだ。

子どもとテレビゲームの関わらせ方に悩む親世代にとっては、ある種の指針になり得る話と言えよう。