PEOPLE
サンドラ・ブロック(51)が、3歳半の黒人の女の子を養子に迎えたことをPEOPLE誌で公表した。
少女の名はリラ(Laila)。ルイジアナの施設に預けられていた孤児だ。「リラを初めてみたとき、私といるべきだっていう確信を持ったの。私と共にあるべき子供たちが、来るべき時に私のもとへ来たと断言できるわ」とブロックは語る。
2010年には、生後3カ月のルイスという黒人の男の子を同じように養子に迎えている。この年は、ブロックにとって激動の1年だった。『しあわせの隠れ場所』でアカデミー主演女優賞を獲得したその約2カ月後に、夫のジェシー・ジェームズの浮気が原因で離婚。2005年に結婚した翌年から、養子縁組に向けて夫婦で努力してきたが、ルイスを迎えたときには、ブロックはシングルマザーとなっていた。
ルイスにきょうだいを、と思い立ったのはそのすぐ後だった。養子縁組の手続きは険しい道のりだ。里親として預かり、育児に問題はないことをソーシャルワーカーに納得させ、最終的には裁判所で判事の許可を得なければならない。そして最も大切なプロセスはリラの心を解きほぐすことだったが、兄となるルイスが大いに力になってくれたという。「ルイスが常に先頭に立ってくれたわ。リラが怖がっているのはわかっていた。だから、私とルイスがどこへも行かないんだって教えてあげることが大切だったの」。
今では家の中にはレゴやバットマンに混じって、ピンク色やキラキラしたおもちゃが散乱するようになったという。「私の家族はごちゃ混ぜで、みんな違っていて、ちょっとおかしくて、愛し合って理解し合っている。それが家族というものよ」。
PEOPLE誌に掲載された親子写真を撮影したのは、現在ブロックと交際中の写真家ブライアン・ランドールだ。