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Phil McCarten /(C)A.M.P.A.S.

 

米国時間28日夜に開催された第88回アカデミー賞で、5回目のノミネートにして初のオスカーを獲得したレオナルド・ディカプリオ。プレゼンターのジュリアン・ムーアがディカプリオの名を呼んだ瞬間、会場全体がスタンディングオベーションで彼の悲願成就を祝福した。

過去4度に渡り、主演男優賞を辛くも逃してきたディカプリオには、いつしか”無冠の帝王”という肩書がついた。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でノミネートされた第86回では、マシュー・マコノヒー、『ブラッド・ダイヤモンド』(第79回)の時はフォレスト・ウィテカーなど、ノミネートされるたびに強力な対抗馬が彼の前に立ちはだかってきた。「もういい加減獲らせてあげてよ」というネット上の声は徐々に高まり、今回のノミネーションが発表されると、それは悲鳴のような応援に変わった。

『レヴェナント:蘇りし者』での鬼気迫る演技で、遂に黄金のオスカー像をその手にしたディカプリオは、初めてキャスティングしてくれた監督や、何度もタッグを組んだマーティン・スコセッシ、そして両親など、彼のキャリア形成に大きく寄与した人々への感謝を述べ、会場も万雷の拍手で彼を称えた。親友のケイト・ウィンスレットは目に涙を浮かべ、パトリシア・アークエットもまるで自分のことのように腕を振り上げて快哉を叫んでいた。

待ちに待った瞬間の喜びを、全世界の人がSNSで共有した。Twitterの公式発表によると、受賞が発表された直後、レオナルド・ディカプリオに関するツイート数(リツイートは除く)は1分間で44万件に上ったという。2014年のアカデミー賞で、エレン・デジェネレスがブラッドリー・クーパーやジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープらと撮った”史上最も豪華なセルフィー”も、1分間で25万5千件のハイスピードで言及されたが、ディカプリオの勢いはそれを遥かに凌駕するものだった。ちなみに、デジェネレスのセルフィー撮影はサムスンのプロダクトプレイスメントであったことが後に判明している。

授賞式後、プレスルームでこの現象についてコメントを求められたディカプリオは「夢みたいな話だよね。この人たちの誰にも、接触することも、実際に会うこともできないんだから。僕らはいつだって、自分のベストを尽くすために努力しているけど、今年に関して言えば、こういうインターネットのつながりによるサポートに圧倒されたよ。本当に、たくさんのファンとこの業界の人たちにね。心から感謝します、以外の言葉が出てこないよ」と、ネット上で声を上げたファンに謝意を表した。