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クリスチャン・シリアーノのTwitterより

@CSiriano

 

デザイナーを発掘するリアリティー番組『プロジェクト・ランウェイ』の勝者で、今や数多のセレブリティから引っぱりだこのクリスチャン・シリアーノ。Micのインタビューで、シリアーノは女性の体型の多様性を尊重してあらゆるサイズのドレスを作っていくことを明言し、多くの共感を集めている。

 

 

昨年は『ゴーストバスターズ』の主演女優レスリー・ジョーンズがTwitterで「誰もプレミアに着るドレスを貸してくれない」とつぶやくや否や「僕にやらせて!」と名乗りを上げ、大柄のジョーンズのためにカスタムメイドした深紅のドレスを提供して話題となった。

 

また今年2月には、プラスサイズの洋服を扱うショップとコラボレートし、大きなサイズのドレスをファッションショーで発表。2018年春のブライダルコレクションでは、日本の29号にあたるサイズ26まで幅広く展開している。シリアーノは「僕は、自分たちが作る全てのドレスを、あらゆるサイズで提供できることがとても重要だと考えているんだ」とデザイン哲学を語った。

 

そして、女性がこぞってダイエットに励む結婚式にも言及。

 

「花嫁はみんな、痩せなくちゃいけない、って強迫観念にかられているみたいだよね。細ければよく見えるというのは誤解だよ。花嫁はプラスサイズの女性がウェディングドレスの広告に出ているのを見たくない、と多くのブランドが思い込んでいるのも間違いなんだ」

 

大抵のウェディングドレスの広告やカタログには、サイズ0〜2(日本サイズ3〜5号)の華奢なモデルが登場する。女性はそれが花嫁姿の正解だと思い込み、計量前のボクサーのように過酷な減量を自分に課すのだ。

 

シリアーノは、様々な体型のモデルを広告に起用することで、生まれ持った個性をポジティブに捉えてほしい、とメッセージを発信。これを先例として、ファッション業界全体にこのムーブメントが広まることを願っているという。

 

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