愛子さま守る“唯一の方法”だった…物議醸した雅子さま「付き添い登校」の真意
画像を見る 16年3月、長野駅での雅子さまと愛子さま。白いコートがリンクしているよう /(C)JMPA

 

■愛子さまを守る“唯一の方法”だった

 

雅子さまはこの年の誕生日のご感想で、愛子さまへの付き添いについて自ら説明されている。

 

《昨年から、皇太子殿下とご相談をしながら、どうすれば愛子が安心して学校に通うことができるようになるか、そのために、親として何をしてあげられるのか、日々考え、力を尽くしてまいりました。学校とも相談を重ねてまいりましたが、愛子の学校への付き添いは、与えられた状況の中で唯一取れる可能性として続けてきたものでした》

 

雅子さまはご自身の行動が愛子さまを守る“唯一”の方法であったと、きっぱり主張されたのだ。

 

そして山中湖での校外学習についても《お友達の皆さんととても楽しく参加できたことが、学校生活に戻っていく上での大きな自信と励みになったように感じております》と、その意義を強調された。

 

精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、雅子さまのサポートは不可欠だったと語る。

 

「とにかく何があっても両陛下が、親として娘を絶対に守るということを身をもって示されたことで、愛子さまは『何があっても私は大丈夫』という安心感を得ることができたのではないでしょうか。それが、愛子さまが自信を取り戻すことにもつながったのではないかと思います」

 

雅子さまの、まさに身を挺したサポートが実を結び、愛子さまはお一人での登校ができる日も増えていった。

 

《天皇皇后両陛下には、これまで愛情深く大切に育ててくださり、どのようなときも一番近くで支えてくださいました》

 

成年にあたってのご感想に、ご両親への感謝を綴られた愛子さま。そして《一つ一つのお務めに真摯に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております》と、成年皇族としての決意を表明された。

 

両陛下の愛に応えるように、これからは愛子さまが両陛下を支えていかれることだろう。

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