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(写真・神奈川新聞社)

京浜急行電鉄は4月27日に京急川崎駅に12階建ての「駅ビル」を開業する。商業施設やホテルが一体となった駅直結の複合型ビルで、延べ床面積は約9千平方メートル。訪日外国人需要の受け皿を目指すとともに、駅利用者の利便性の向上を狙っていく。

駅ビルは京急大師線ホーム上空に人工地盤を設置し、5階建ての低層棟と12階建ての高層棟が3階部分で直結している。

高層棟は1~3階が商業施設、3~12階がホテル「京急EXイン」(175室)となる。低層棟は1~2階が駐輪場、3~4階が商業施設、5階が0歳~未就学児童の60人を定員とする保育園となっている。保育園の開所は6月1日で、募集は3月11日から開始する。

両棟にまたがる1~4階の商業施設は「Wing(ウィング)川崎」として25店舗を展開。1階が飲食の物販、2階が生活雑貨、3階がレストラン、4階には川崎市内で唯一となる大型の手芸用品店「ユザワヤ」や美容、保険サービスとなっている。

京急川崎駅は同電鉄の沿線内で4番目に乗降人員が多く、1日約12万人が利用している。京急大師線沿線のマンション開発も進み、乗降人員は右肩上がりが続いている。駅ビルのオープンは、訪日外国人の増加や東京五輪に向けた需要増を見込んでホテル事業を充実させるとともに同駅の利便性を向上させ、さらなる利用者増をはかる狙いがある。

同電鉄は「新たな川崎エリアの玄関口として、多くの方に普段使いしてもらえたら」と話している。