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(写真・神奈川新聞社)

横浜市旭区の相鉄線二俣川駅前の商業ビルで6月、階段にまかれたローションで女性が転倒し重傷を負った事件で、旭署は25日、傷害の疑いで、いずれも県立高校1年の男子生徒で横浜市などに住む15~16歳の少年3人を書類送検した。旭署への取材で分かった。3人は「いたずら半分でローションをまいた。こんな大けがをするとは思わなかった」と供述、容疑を認めている。

 

書類送検容疑は6月4日午後8時ごろ、同区の相鉄線二俣川駅前の商業ビルの外階段にローションをまき、同市内の40代の女性に左腕骨折の重傷を負わせた、としている。

 

同署によると、女性は外階段で2階から1階に下りようとした際、数段滑り落ちた。3人は約30分間にわたり、外階段のほかエスカレーター降り口にもローションをまき、通行人が足を滑らせる様子を近くの雑貨店内などから見ていたという。

 

ローションは男子生徒の1人が持参したもので、「まいたら転ぶんじゃないかとその場で思いついた」とも話しているという。女性の転倒直後、3人が走って立ち去ろうとするのを不審に思った男性警備員が呼び止め、同署に通報した。

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