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(写真・神奈川新聞)

 

日本穀物検定協会が2月28日に発表した2017年産米食味ランキングで、神奈川の「はるみ」が昨年に続いて5段階評価で最上級の「特A」に選ばれた。県内随一の米どころで、はるみ発祥の地である平塚市では喜びの声が相次いだ。

 

ランキング発表から一夜明けた1日、同市寺田縄のJA湘南の大型農産物直売所「あさつゆ広場」では2年連続の最高評価を受けて4.5キロ入りの米袋が大量に用意された。

 

昨秋の新米販売以降ペースは衰えず、10キロ入りはことし1月までに販売を終えた。在庫は残り約9トンしかなく、担当者は「恐らく3月いっぱいまでは持ちません」と話す。

 

直売所では昨年の高評価でファンが拡大し、友人や親戚向けにも購入するリピーターも増えたという。担当者は「2年連続の最高評価に意味がある。生産量が増えれば店頭でも切らさずに提供できる。平塚の農作物の目玉になっていってほしい」と期待した。

 

一方、生産者は胸をなで下ろしている。昨夏の長雨や日照不足が影響し、収穫期にも稲が倒れるなど、農家からは2年連続の特Aを危ぶむ声も出ていたという。JA湘南の営農経済部は「評価は大変光栄。(今後も)より高品質なものを作るよう努力していきたい。まだまだ駆け出しの品種だが、生産者と関係団体が一体となり、さらなる産地化を図っていきたい」と意気込んでいた。