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(写真・琉球新報社)

 

米軍北部訓練場のヘリパッド建設現場で県外機動隊員が抗議市民に対し「土人」「シナ人」と発言したことを受け県議会議員団の県議6人は10日、県警本部に金城棟啓県公安委員長と池田克史県警本部長を訪ね、10月28日に可決した「県外機動隊員による沖縄県民侮辱発言に関する抗議決議」を手交した。県警と公安委員会が抗議を受け付けるのは異例。

 

抗議文を受け取った金城県公安委員長は「意見書を真摯(しんし)に受け止め、より適切に県警を管理していく所存だ」と述べた。池田本部長は「二度とこのようなことがないように職員を指導していきたい」と話した。

 

抗議文の手交は全て公開。比嘉瑞己氏(共産)は「差別用語が若い隊員の口から出てきたことを警察の中でも検証してもらいたい」と要望した。上原章氏(公明)は「本来の隊員の使命を考え、改めて職員の襟を正してほしい」と述べた。

 

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