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沖縄県警の年頭視閲式=2017年1月

 

2017年の沖縄県警職員の処分件数が懲戒・訓戒等を合わせて32件と、過去5年で最多だったことが17日までに県警監察課への取材と公文書開示請求で分かった。懲戒処分を受けた職員は11人、訓戒処分等は21人だった。17年に立件された警察官は6人だった。県警は「発生時期は17年中ではない。事案の中身からも個人の資質に関係している」としている。

 

県警監察課によると、直近5年の懲戒処分件数は12年が3件、13年が2件、14年が1件、15年が1件、16年が2件だった。懲戒処分件数は過去5年、数件程度で推移していたが17年は11件と急増した。県警監察課は「各署各課への教養の徹底、問題行動などの前兆の早期把握に努め、再発防止に取り組みたい」とした。

 

開示請求された資料によると、17年2月に支給ネクタイを窃取した巡査に戒告処分が科された事例があったほか、同12月にはバーベキューの際に後輩警察官の腕に焼いた肉を押しつけてけがをさせ、減給処分を受けた警部補もいた。

 

立件された事例は6件だった。3月に宮古島署の巡査部長(当時)が酒気帯び運転をしたとして道交法違反で摘発された。

 

5月、県警監察課は宜野湾署でともに勤務していた巡査部長(当時)2人に後輩警察官に飲食代などを支払わせたとして停職の懲戒処分を科したほか、公用パソコンを破損させた器物損壊容疑、後輩警察官を殴った暴行容疑でそれぞれ那覇地検に書類送検された。

 

5月26日には糸満署の巡査長(当時)が、少女に18歳未満と知りながらみだらな行為をしたとして県青少年保護育成条例違反の容疑で逮捕されたほか、女子中学生(14)を買春したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の容疑で再逮捕された。巡査長は裁判で懲役2年6月、執行猶予5年の判決を受けた。

 

6月には18歳未満の少女とみだらな行為をしたとして、宮古島署の男性巡査長(26)=当時=を停職1月の懲戒処分とした。巡査長は県青少年保護育成条例違反の容疑で那覇地検に送致され、那覇簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。