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上間綾乃さん(右)から歌三線を習う新入社員=2日、那覇市内の会議室

 

人事情報などを基に企業の組織づくりを支援するシステム開発などを手掛ける「サイダス」(沖縄県那覇市、松田晋社長)は、新入社員の社員研修に三線を取り入れるなどユニークな取り組みを行っている。松田社長は「新入社員には琉球の伝統文化や芸能に触れながら、コミュニケーション能力や発想力を身に付けてほしい」と話す。

 

三線の指導に当たるのは県出身の唄者・上間綾乃さんだ。研修初日の2日、上間さんは同社の新入社員6人に「国頭(くんじゃん)サバクイ」を課題曲とし、三線の持ち方や演奏、歌の意味などを教えた。

 

6人全員が県外出身。三線に触れたのも初めてという。研修を受けた横田樹奈(みきな)さん(24)=神奈川県出身=は「楽器自体触れたこともなかったので、とても貴重な体験だ。学生時代から琉球文化に興味があったのでうれしい」と笑顔を見せた。

 

指導する上間さんは「志を持った方ばかりなので覚えるのが早い。気を引き締めて指導したい」と話した。