長嶺健藏さん宅の玄関先で開花したヒカンザクラ=18日、那覇市松川(ジャン松元撮影)

 

大雨などぐずつき気味の天候が続いていた沖縄地方。18日は高気圧に覆われ、久々に青空が広がった。那覇市内の民家では季節外れのサクラが開花し、道行く人たちを驚かせている。

 

同市松川の長嶺健藏さん(80)宅のヒカンザクラで、15年ほど前に名護市内で購入した苗木を玄関先に植えた。近隣にはサクラの木がある民家が多いが、長嶺さん宅の木は、とりわけ開花が早いと評判。それでも例年つぼみがはじけだすのは12月中旬ごろで、長嶺さんは「こんな時季に咲くのは初めてで、不思議だ」と目を丸くしている。

 

本島北部の植物園の専門家は「ヒカンザクラは通常、ある程度気温が低下しないと咲かない。断定はできないが、植物は台風の強風で枝が擦れるなど刺激を受けると季節外れで開花することもある」と説明していた。

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