体験者の話「これからもずっと心に刻みたい」 オレンジレンジのYOHさん、熊本地震の被災地を支援
被災地の復興支援活動に取り組んでいるオレンジレンジのYOHさん=13日、沖縄市のミュージックタウン音市場

 

熊本地震の発生から14日で3年がたつ。「これからもずっと震災を体験した人の話を聞き、心に刻みたい」。沖縄市出身のバンド「ORANGE RANGE(オレンジレンジ)」のベースを担当しているYOHさん(35)は2016年の熊本地震や九州北部豪雨など、被災地に足を運びながら積極的に支援活動に取り組んでいる。

 

活動を始めたきっかけは11年の東日本大震災。津波の押し寄せる映像に衝撃を受けた。それから、ロックバンドBRAHMANのToshi―LOWさんらが立ち上げた被災地支援などを取り組むNPO法人「幡ヶ谷再生大学復興再生部」に参加している。

 

16年の熊本地震の直後には被害の大きかった南阿蘇村を訪れ、東海大阿蘇キャンパスの学生らと集落を回り支援活動に加わった。

 

自ら被災しているにもかかわらず、住民のために行動する学生たちの姿に感動し、自分たちで復興を成し遂げようとする人々の表情に励まされたという。

 

同年9月には、オレンジレンジのメンバーと熊本を訪れ、東海大熊本キャンパスで復興支援ライブを行い、学生や教職員たちの前で歌った。「彼らと時間を共有したことはうれしかった。三線サークルの子たちとも一緒に共演し、学生たちも喜んでくれた」

 

「悲しいのは被災地のことを忘れてしまうこと。風化させないために、自分たちができることをこれからも積極的にしていきたい」と被災地に思いを寄せた。

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