ふれあいパーティーでクイチャーを踊りながら、来年の再会を誓い合う選手やボランティアら=15日、宮古島市のJTAドーム宮古島(喜瀨守昭撮影) 画像を見る

 

【宮古島トライアスロン取材班】第35回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市、琉球新報社)のふれあいパーティーが15日、JTAドーム宮古島であった。本番を終えた選手らはそれぞれのレースを振り返りつつ、互いの健闘をたたえ合った。

 

6回目の出場で初めて完走した衣笠友紀子さん(48)=宮古島市=にとって今回は記念の大会になった。今まで一緒に出場してきた夫の元晋(もとゆき)さん(47)が病気で欠場。「夫の分も走る」との思いで競技に臨み、制限時間ぎりぎりで市陸上競技場に入った際、待ち受ける仲間たちの応援に号泣した。「完走をサポートしてくれた皆がいなかったら無理だった」と目を潤ませた。

 

初出場で、宮古島に初めて家族で来た藤井政和さん(41)=東京都=は過酷なレースに「地獄だった」と話す。それでもレース中は絶景を見ては驚嘆し、最後は息子の大ちゃん(4)と妻の和佳子さん(41)と共にゴール。「最高の大会だった」と振り返った。

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