蛇口をひねって注ぐスイカジュース。開発した神谷宏さんは「混ぜ物なしの今帰仁産スイカ100%」とPRする=8日、今帰仁村天底の橋の駅リカリカワルミ 画像を見る

 

沖縄本島北部の今帰仁村天底の「橋の駅リカリカワルミ」で、蛇口をひねって注ぐスイカジュースが話題を呼んでいる。写真や動画を会員制交流サイト(SNS)に投稿する客も多く、「SNS映え」スポットとしてじわじわと拡散している。

 

ジュースを販売しているのは橋の駅内の店舗「スイーツパーラーワルミNOW!」。店を運営する神谷宏さん(51)と友利海斗さん(27)が「今帰仁に足を運んでもらう目玉商品を」と開発した。

 

今帰仁名産のスイカをジューサーにかけて果肉をこしただけの無添加で、スイカそのもののすっきりした甘みが特徴だ。開発時は砂糖を足すなど試行錯誤したが「何も加えない方が後味がいい」と無添加に落ち着いた。

 

7月27日の「スイカの日」イベントで販売を開始し、多い日で20リットルが売れている。神谷さんは「カップルや夫婦で1杯目は普通に飲み、2杯目でカメラを構えて蛇口をひねるお客さんが多い。『もっとゆっくり!』という声が聞こえてくる」と笑みをこぼす。

 

スイカは1年中収穫できるため、ジュースも季節を問わず提供する予定だ。値段は小カップ390円、大が500円(税込み)。

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