桃田賢斗に「ラッキーな部分は?」記者質問が酷すぎと非難
(写真:アフロ)

バドミントン男子シングルスの桃田賢斗選手(25)が3月6日、記者会見を開いた。そこでの記者の質問に、非難が殺到している。

 

世界ランキング1位で2020年東京オリンピック出場確実とも言われていた桃田選手だが、今年1月に遠征先のマレーシアで交通事故に遭った。桃田選手やコーチらが乗ったワゴン車が、空港に向かう途中の高速道路でトラックに追突。ワゴン車の運転手が死亡し、桃田選手らは負傷したのだった。

 

各メディアによると帰国後に練習を再開したものの、「シャトルが二重に見える」といった違和感が残った桃田選手。そして右目に眼窩底骨折が判明し、2月8日に手術を受けた。全治3カ月と診断されたが、29日から復帰。まだ試合に参加できる状態ではないが、快方に向かっているという。

 

桃田選手は会見で、今後について「まずは目の前のことをひとつひとつ全力で取り組みたいが、今回の経験をして色んな方にサポートしてもらった」と振り返った。続けて「東京オリンピックは今まで延長線上にある大会だと思っていたが、今は本気で金メダル狙っていきたい」と意気込みを見せた。

 

そんななか、事故について「アンラッキーに感じる部分と、生きることができてラッキーに感じる部分についてどのように受け止めましたか?」と出席していた記者が質問した。

 

桃田選手は「亡くなった方がいらっしゃるので、ラッキーと思ったことは一度もなかったです」と返答。続けて「起きてしまったことは引きずっても仕方がないので、自分のためだけでなくバドミントン界において良い影響を与えられるような選手になりたいです」と落ち着いてコメントした。

 

だがこの質問について、ネットでは非難の声が殺到している。

 

《事故が自身にとってラッキーかアンラッキーかなんて聞く必要ある??》
《桃田選手の会見で事故が自分にとってラッキーか、と聞いたなんて酷すぎる。糧になってラッキーですか?って唖然。選手は誰もがオリンピックを万全の体調で迎えたいのに》
《桃田選手もまさかこの会見で事故がラッキーだったかなんて聞かれると想像もしなかっただろうね、それに対してきちんと冷静に答えられたの本当にすごいと思う》

 

「自分にはバドミントンしかない。バドミントンに成長させてもらっている。これまで通り自分らしく頑張りたい」とも語った桃田選手。これからの活躍に、日本中が注目している。

関連カテゴリー: