新型コロナでアジア人差別…ダルビッシュ有訴えた米国の現状

4月3日、カブスのダルビッシュ有(33)が自身のYouTube番組を更新。アメリカで新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、家族とともに住むアリゾナ州の現状を発信した。

 

ダルビッシュによるとアリゾナ州は感染があまり広がっておらず、住民はそこまでパニックになっていないという。

 

「かなり緩い外出自粛令が出ているらしいんですけど、年配の方も集まってゴルフをしていて大丈夫なのかなと思います」「スーパーの食材はいくら買っても基本的に大丈夫で、制限はない状況です。街中の車通りは少ない気がします」とアリゾナの様子を説明した。

 

また自身と家族の状況については「シーズン延期の2~3週間前から外出はしてませんでした。自分はスーパー行く以外はほぼ外に出ていないので、(ここ1か月くらいの)生活はまったく変わっていません」と語っている。

 

そして問題になっていることとして「アジア人やアジア系アメリカ人に対するヘイトや差別」と指摘。トランプ大統領が新型コロナウイルスを「チャイニーズウイルス」と呼んだことで、これらの差別による被害が増えているという。「アジア人に対する元々の差別意識が、ここぞとばかりで出てくるのかな」と分析した。

 

またさらなる心配事として「こっちはやっぱり銃社会なので。これが1年2年と続いて食材もお金も仕事もないとなったときに、銃で脅して食材を強奪したりということがないとも言えない。そこがやっぱり怖い」と告白。現時点でダルビッシュ自身や家族に被害はないというが、「この先、怖いところではあります。差別と銃」と憂えた。

 

同じくメジャーリーガーでヤンキースの田中将大(31)は、3月下旬に日本へ帰国したことをTwitterで公表。《キャンプ地フロリダで生活していく中で、新型コロナウイルス感染以外でも身の危険を感じさせられる出来事があり、十分に注意をしながら一時帰国する決断をいたしました》とコメントしている。

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