8日、都内で人気グループの嵐が国土交通省・観光庁が観光立国推進に向けて起用する『観光立国ナビゲーター』にボランティアとして就任することが決定し、記者発表会が行われた。観光庁は2009年に679万人だった訪日外国人旅行者数を2013年までに1500万人に、将来的には3000万人に引き上げる目標を掲げ、中国や韓国など東アジアを最大のターゲットに位置付けている。このため、アジアで広く活躍し人気のある『嵐』の情報発信力に期待し、起用した。会見にはメンバーを代表して、櫻井翔(28)、相葉雅紀(27)、松本潤(26)の3人が登壇した。櫻井は「海外向けの“日本の顔”を務めさせていただくことになりました。話を最初に聞いたときは相当驚きましたが、この大役を務められるよう頑張ります」と意気込みを語った。相葉は、「たくさんの外国の方たちに日本に来ていただき、素晴らしい文化や伝統に触れてもらえるよう猛アピールしたい」と気合十分。松本は「今年に入って2度国内旅行をしていて、その地域によって食文化が違う。その場その場にある文化を伝えていけたらと思います」とそれぞれアピールしていた。嵐は今後、東アジア諸国・地域を中心に展開するテレビCMなどに登場し、“日本の顔”として訪日観光の魅力をアピールしていく。