氷川きよし「プライベートない」語り続けた仕事人としての23年
画像を見る 仕事とプライベートのバランスがとれないこともあったよう。

 

■「40代は、“人生これから”。自分の時間を大切に」

 

氷川は’17年12月、『第50回日本有線大賞』で歴代最多となる9回目の大賞を受賞。その2ヵ月前には『限界突破×サバイバー』をリリースしている。同曲はテレビアニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)のオープニングテーマであり、氷川にとって新機軸となるロック調の楽曲。これまでのイメージを打ち破ったことが歌手としての自信に繋がったようだ。

 

「上の世代の方にも時間をかけて自分の思いを伝えていくというのが、いま、氷川きよしがアーティストとしてあるべきスタイルだと思っています。カテゴライズされるのではなく、独自の世界を築いていきたいです!」(’ 21年3月23日・30日合併号)

 

デビュー20周年イヤーの‘19年5月、『限界突破×サバイバー』のライブ映像が日本コロムビアの公式YouTubeアカウントで公開されることに。約10日で再生回数100万回を突破し、現在はなんと1100万回を記録。いまや新たな代表曲となっている。

 

歌手生活20年となっても、「プライベートはありませんね(中略)忙しくても、休みたいとはあまり思いません。この仕事が好きなんです」(’20年1月21日号)と相変わらずの“仕事人ぶり”を明かしていた氷川。そのいっぽう不惑を目前に控えた際には、こうも語っていた。

 

「40代は、“人生これから”。自分の好きなことをやっていって、自分の好きな音楽を見つけたいです。自分の時間を大切にしたいとも思っています」(’17年9月19日号)

 

23年もの間、脇目も振らず駆け抜けてきた氷川。リフレッシュのあとの“これから”にも期待したい。

【関連画像】

関連カテゴリー: