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《なんかちょっと泣いちゃった》

 

4月から始まったNHK連続テレビ小説『らんまん』。その初回放送後に、主題歌を担当しているあいみょん(28)がそうツイートし注目を集めた。

 

「主題歌の『愛の花』は今回の朝ドラのために書き下ろした新曲。あいみょんさんは《ただひたすらに愛する力を持つ、そんな主人公や主人公の奥さんと向き合いながら制作した楽曲です。毎朝流れると思うと、これからの朝が緊張します》とコメントしていました。視聴者から“ドラマと曲がよく合っている”などと好評の声が相次ぎ、感極まってしまったのでしょう」(NHK関係者)

 

あいみょんは兵庫県西宮市出身。’16年に『生きていたんだよな』でメジャーデビューし、’18年に『マリーゴールド』が大ヒット。同年の『紅白歌合戦』に初出場後、すでに『紅白』には4回出場している人気アーティストだ。そんな彼女は大家族に囲まれて育った。

 

「高校時代まで、祖母と両親が住む実家暮らしをしていた彼女には、姉と妹、下にはさらに3人の弟がいます。姉と妹の2人はすでに結婚して子どもたちがおり、昨年5月に『ミュージックステーション』公式YouTubeにあいみょんさんが登場した際には、新たに甥っ子が誕生し“9人のおば”になったと笑顔で話していました。

 

彼女のお父さまは音響関係の仕事をされていて、幼少期からオススメ曲入りのCDや“音楽を仕事にするための本”を贈るなど、あいみょんさんの音楽人生に大きな影響を与えてきました。地元の写真館で働いていたお母さまは自分でも子どもたちを撮りたいからとカメラの資格を取得するほど。パワフルで“肝っ玉”だというお母さまだそうですが、常々彼女は『両親のことを心から尊敬している』と話しています」(音楽関係者)

 

そんな家族たちが今年の正月に地元に大集結したという。会場となったのは、あいみょんが学生時代から行きつけのお好み焼き店「きっちん」だ。店主は言う。

 

「あいみょんが高校生のときに、当時のバイト先の上司に連れられてから気に入ってくれたようで、もう10年来の付き合いですね。しばらくコロナ禍で来られなかったのですが、やっと今年の正月に家族全員で来てくれたんです。

 

ご両親とおばあちゃん、弟さんたちと、結婚された姉妹の旦那さんに甥っ子姪っ子も合わせて、全部で20人。下は赤ちゃんから上は70代までの大家族で、店の席が全部埋まりましたね。

 

普通、成人したら親きょうだいで会うことは少なくなると思いますけど、あいみょんの家はみんな日常的に会ってる感じでした。にぎやかな食事会でしたけど、本当に仲がよくてふだんから家でもこうなんだろうなっていう印象でした。

 

あいみょんは子どもが好きなので、甥っ子や姪っ子をとにかくかわいがっていました。上の子の話し相手をしてあげたり、赤ちゃんをだっこしてあやしてあげたり。そのうえ、店が忙しそうだと感じたら僕らを手伝ってくれるんです。お皿を下げたり、僕のとこに来て『あそこにあとビール2杯お願いします!』って注文まで取ってくれるんです。よく気がつく子で、お客さんか店員かわからないくらいでした(笑)」

 

また、彼女は笑福亭鶴瓶(71)と同店を訪れたこともあったそう。

 

「3年前かな。プライベートで仲がいいみたい。そのときは生まれたばかりの姪っ子を鶴瓶さんにだっこしてもらいたくて家族と会ってもらったようで、その後、うちに食事しに来てくれたようです」

 

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