現実逃避しがちな大学生が、年収1億円超え!プロゲーマー・ふぇぐ誕生秘話
画像を見る 考える系のゲームは小学校のクラスで無双していた気がしたという、ふぇぐ。

 

■気になる賞金1億円の使い道は

 

2018年に獲得した賞金約1億1千万円の使い道については、「ほぼ手をつけていません」と堅実な答え。「父が不動産の仕事をしているので、マンションを買う時期は相談しています。実際には漫画を大人買いしたのと、服を買ったくらい。物欲がまったくないので、買い物をしようと思っても困っちゃうんです(笑)」

 

■無双のプロになるためにはーー負けず嫌いの資質

 

プロゲーマーに憧れる小中学生にとって、ゲームをする以外にどんなことをしたら上達するかは知りたいところだろう。そもそも理系? 文系? 勉強するジャンルもゲームの上達に関わってくるのだろうか。

 

「シャドウバースをやっている人は理系が多いですかね。僕は明治大学経営学部なので文系ですが、子供のころから算数は得意でした。アクションゲームは苦手でしたが、オセロとか、考える系のゲームは小学校のクラスで無双していた気がします」

 

負けなし、右に出るものなしの「無双」。ゲームの世界では、“得意なジャンル=プロを目指すならそのジャンル”という図式になりそうだ。しかし、教科書がない世界で勝ち続けるには……。

 

「勝つために何をすればいい、それがどこにも書いてないんですよ。自分で見つけなきゃいけなくて。ただ、基本ができていないと応用にたどり着けないので、僕は世界大会の前にはひたすら数をこなしていましたね。とにかく負けず嫌いなので、負けて悔しい思いをしたくないからやっている感じです。センス自体はそんなにないと感じているので、とにかく練習量だ! と思って。1日15時間くらい対戦していますが、まったく苦じゃないです」

 

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