江口ともみ語るドリフ人気「夫が台湾全土で“ニセドリフ”として営業」
画像を見る 台湾でも大人気だったひげダンス

 

■コンプラも覆す台湾のドリフ人気

 

タライが落ちるなど“ベタな笑い”の『全員集合』のほうが、何も考えずにゲラゲラ笑えた。

 

「すいかをバーッと勢いよく食べるコントにあこがれて、『どうしてもやりたい!』って母に頼んだことがあるんです。そうしたら母は、同じようにカットしたすいかをいくつも用意してくれて。『やれるものならやってみなさい』という気持ちだったんでしょうね。カシュカシュと音をさせながら、口の周りをべっちょべちょにして食べるんだけど、子どもだから1個が限界。すると母がひと言。『だから言ったでしょ。あの人たちはプロなのよ』って」

 

“プロの高い技術”が感じられる『ヒゲダンス』も大好きなコーナーだったと江口さん。たけし軍団に入る前のつまみ枝豆さんも大きな影響を受けていたと言う。

 

「夫はガダルカナル・タカさんとカージナルスというコンビを組んでいて、あるとき台湾へ営業に行くことになったそうなんです」

 

現地のプロモーターから「ニッポンで流行っているヒゲダンスはできるのか?」と聞かれた2人は、一生懸命練習して、いざ台湾へ。

 

「すると、『ドリフターズ、現る!』みたいな扱いになってしまって。『ボクたちはドリフじゃない』と否定したそうですが、プロモーターに『いいから、いいから』と説得されて、けっきょく“ニセドリフ”として、台北、台中、台南と台湾全土を回ったそうです。コンプライアンス的にありえない話ですが、驚くほどの人気だったって言ってましたよ(笑)」

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