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子供からお年寄りまで、知らぬ人はいない「ものまねレジェンド」のコロッケさん(61)。デビューから40年、今なお第一線で走り続けているが、その現役ぶりとは裏腹に3年前からエンディングノートを書いているという。

 

きっかけは‘18年に公開された映画『ゆずりは』。本名の滝川広志として、葬儀社の部長役を主演したことだったというが、家族に残したい思いとは。そして、「あの世」でやりたいこととは--?

 

■「日本の葬儀は暗い。僕の葬儀はとにかく楽しんでほしい」

 

「もともと、“人には宿命があり、それが病気であれ事故であれ、逝く時は逝く”という感覚が僕にはあったんです。『ゆずりは』をきっかけに、旅立つこと、そして、見送る側の人の気持ちが、より身近に感じられるようになりました。

 

そこで思ったことが『エンディングノートが一冊あれば、僕が誰とご縁があったか、人生の各場面でどういう気持だったかを伝えることができる』。全部を人に話してきたわけではありませんし、とくに家族に対しては自分がどういう人間だったかを伝えたくて、少しずつ書くようになりました」

 

一時代を築いたものまねタレントとしての矜持はもちろん、ありのままの自分の姿も書いている。

 

「かっこつけて言えなかったことほど正直に書くことで、残された人たちにありのままの自分を伝えられたらいいな、って。それによって読んだ人が笑ってくれれば本望です」

 

コロッケ「ありのままの自分伝えたい」語った還暦前に終活ノート始めた訳
画像を見る 18年にコロッケが出演した映画『ゆずりは』での出演シーン /(C)『ゆずりは』製作委員会

 

「人生100年時代」と言われるなかで、コロッケさんはまだ60歳を超えたばかり。だが、自身の「エンディング」についての視座は高い。

 

「僕、ずっとふざけてきてるじゃないですか。いっぽうでいつまでふざけられるんだ、ということを考える年齢になっています。80歳になってふざけて転んじゃって、それが痛々しく見えてしまったらもうアウトだと思うんですよね。

 

じゃあその時にはどんな笑いが必要なんだろう、コロッケとしての芸能生活はいつ終わるのだろう…そういうことは考えます。

 

でも、とにかく楽しんでほしいんです。だから、僕の葬儀も、弔問に来た人が『いい加減にしろ』というぐらいふざけたいなと思っています。祭壇にも最低6枚はふざけた写真を貼って、トイレでもちょうど目が合う高さに僕の顔マネ写真を貼ってほしいとか(笑)。

 

日本のお葬式は暗いですよね。それもダメではありませんが、僕は自分がもし亡くなっても、泣いて欲しいとは思わないんです。『なんでこの写真を選んだんだ、あの人』と笑ってもらいたい」

 

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