Nirvanaとも共演!少年ナイフ語る40年の歩み「世界初の配信ライブに立ち会った」
画像を見る 少年ナイフのステージ(撮影:太田智子)

 

■「少年ナイフは楽しいから飽きないんです」

 

いっぽう少年ナイフは世界的に活躍しているにもかかわらず、日本のメディアで取り上げられる機会は少ない。そのことについて、なおこはどう思うのだろうか?

 

「自分は60年代や70年代の、アメリカやイギリスの音楽が好きで多大な影響を受けています。英語で歌うし、メロディも日本っぽくない。だから少年ナイフの音楽は、日本のロックより英米のロックに近いんじゃないかなと考えています。

 

日本のロックは心情をテーマにした歌が多いのですが、少年ナイフは食べ物や動物の歌ばっかりですしね。でも誰にでもわかる歌の内容だからこそ、ユニバーサルな音楽なんじゃないかなとも思います。

 

スポーツじゃないので、『評価されなくて悔しい』っていう感覚はないんです。もちろん日本にファンがもっといたらいいなとは思いますが、これからも楽しく活動していきたいですね」

 

最後に、結成40年目の目標を語ってもらった。

 

「いつか大御所ミュージシャンみたいにプライベートジェットが欲しいなぁと思います(笑)。荷物を誰かに運んでもらって、自分だけラクな方法で移動したりね。

 

でも、一番の目標はお客さんが喜んでくれることです。作品やライブで、ハッピーになってもらえたら嬉しい。『歳をとってもやるぞ!』とか気負いはないし、飽きたらいつか辞めるかもしれません(笑)。でも、少年ナイフは楽しいから飽きないんです」

 

少年ナイフの音楽は、これからも鳴りやまない――。

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: