高橋克典語った『舞いあがれ!』“岩倉家の絆”強める秘訣「現場で毎朝ハグ」
画像を見る 高橋はヒロインの父・浩太を演じている(写真提供:NHK)

 

■現場で毎朝、永作、福原と3人で「おはようのハグ」を

 

“娘”福原とは今年4月に放送された『正直不動産』(NHK)に続き2度目の共演となる。

 

「実は僕自身が子育てしているときに『お母さんといっしょ』を毎日子供と見ていたので、遥ちゃんの第一印象は『まいんちゃん』。芝居ができて、段取りもしっかりしていてすごいな〜と。『正直不動産』で初対面のときに彼女には『まいんちゃんだね、見てたよ〜って』と伝えました。敵役だったので、そのときは距離を保つようにしていましたが、その直後に朝ドラも決まったんです」

 

今作では、福原とはすぐに“父娘”関係が築けたという。

 

「遥ちゃんとは自然に仲よくなっていく感じ。つっこまれたりもするし、人懐っこくしゃべってくれるし、親戚の子と話す感じです。芝居も心でやる方なので、家族として深いところで打ち解けあうのが早かったですね。

 

舞の小学生時代は最初、子役の浅田芭路ちゃんが演じて、途中から遥ちゃんに代わりました。はじめは遥ちゃんも緊張していたようですけど、子育てと同じで、家族は時間の積み重ね。それで最初のうちしばらくは、現場で会うと永作さんと3人で『おはよう〜』って毎朝ハグしてました。そうすると感覚的に違いますね。背中に触れると家族の絆が感じられるから3人で『いいよね』って」

 

浩太の妻役を演じる永作博美(52)、息子役の横山裕(41)とも何度か共演経験がある。

 

「永作さんとは若いときに何本か一緒にやらせていただいていて。それからお互いに子供が生まれて、家庭を持って、そうした苦労をシェアできるものがあるから、すぐ家族として打ち解けました。

 

横山くんとは何回も会っていますが、すごく人懐っこいし、『大阪でみんなそろったら一緒にご飯食べに行こうね』って言ってくれてます。人とコミュニケーションをとるのが上手。遠くで見かけても手を振ってくれるし。

 

みんなで『岩倉家』というLINEグループを作ってやりとりしているんです。お兄ちゃんはあんまり家族一緒の撮影はないから、大阪で3人集まったときには『今度はお兄ちゃんも一緒にね!』とメッセージを送っています」

 

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