画像を見る

「会見では自分の言葉できちんと説明できたので、それが嬉しく思います。騒動が発覚してから、なかなか説明できる場所やタイミングがなかったので、いろんな記事が出たときに『これはちょっと違うんやけどな』っていうときがすごくきつかったんで……。でも、これからはこうやって取材も受けられますし、それが一番ありがたいですね」

 

こう語るのは、TKO木本武宏(51)だ。

 

’22年7月、FXや不動産の巨額投資トラブルが発覚した木本。知人らを巻き込んでいたトラブルは大きな波紋を呼ぶこととなり、30年以上にわたって所属していた事務所を退社。そして今年1月23日に謝罪会見を行い、深々と頭を下げていた。

 

借金は最大時に4億円で、現在は3分の1まで返済済みだという木本。会見からちょうど2カ月、肩の荷が降りたのか、少し晴れやかな表情をしていた。

 

「謝罪会見は初めての体験だったので、緊張はすごかったんです。でも、自分の精神状態よりもいちばん不安だったのが“きちんと伝えられるのか”ということ。緊張に負けて伝え漏れがあったり聞かれたことにちゃんと答えられなかったりしたら、それはダメだなと考えていましたね」(以下、カッコ内は木本)

 

いっぽう、会見は「あえてノープランで挑んだんです」とも話す。

 

「まわりからはいろんなアドバイスをもらいました。例えばお辞儀について、タイミングや角度などを教えてもらいました。でも、次第に一切考えることをやめようって思ったんですよね。そのまま出て、そのままの気持ちで頭を下げて。聞かれたことに答えて、あったことを喋ろうと。それで伝わらなかったり誤解されたりしたら、それが“答え”やろうなと思ったりして。

 

ただ会見中は、すべての人の目を見て喋ろうと決めていました。そうすれば絶対伝わるやろ、って。気持ちが伝わったのか会見中、記者の皆さんは頷きながら話を聞いてくださったんです」

 

次ページ >コンビで売り込みも断られる日々「収入なんて全然ない」

出典元:

WEB女性自身

関連カテゴリー: