「初日から『考えるな、感じろ』という演出方法で、すごくやりやすかったですね。まあ、僕は自分のことを“理論派”だと思っているんですけど(笑)」
撮影スタッフはもちろん、試写会に参加した関係者からも「超ハマり役!」と大絶賛されている、映画『Gメン』(8月25日公開)で主演を務めた岸優太(27)。実際、監督からも「役作りは必要ない」と断言されていたのだとか。
「役に共感できる部分が多くて、何事も失敗を恐れず120%で臨む姿勢は、とくに似ていると思います。ただ、高校生に見えるかは自信がなかったので、とにかくレタスを食べまくりました。おかげで肌のコンディションはかなりよかったです!」(岸・以下同)
レタス効果もあってか、制服姿がよく似合っている岸。クラスメートを演じた共演者たちとも、高校生同士のようなノリで和気あいあいと過ごしていたようだ。
「お互いイジってイジられての悪循環でした(笑)。本番でどんなアドリブを仕掛けてくるかもドキドキで。思わず噴き出してしまった瞬間が使われていたりするんです。G組メンバーのグループLINEも下ネタばっかり(笑)」
作中では、そんな仲間たちとの熱い友情ストーリーが描かれる。愛されキャラとして知られる岸自身の話を聞いていても、周囲との絆を何より大切にしていることがうかがえた。
「今回の現場でも、共演者の方々にたくさん支えていただきましたからね。僕が座長としてやったのは、クランクイン前のおはらいで堂々とお辞儀をしたことくらいです。これまでの活動だって、僕一人ではやってこられなかったですよ。周りの人に恵まれたおかげです。だから、誕生日プレゼントを選ぶときは、めちゃくちゃ時間をかけています。あんまり自分で言いたくはないんですけど、デパートで何時間も悩みますからね。ただ(永瀬)廉は、僕があげたものをよくなくすので、声を大にして伝えておきたいです(笑)」