侵入者と間違えて妊娠中の妻を撃ち殺す「人生終わった」
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ちょっとした勘違いが、取り返しのつかない悲劇を生んでしまった。

 

4日深夜、米フロリダ州スチュアートに住む男性が、寝室の外から聞こえる不審な物音に気が付いた。暗がりの中で彼は枕元のハンドガンに手を伸ばし、廊下へつながるドアを開けた。そこにいた人影めがけて男性は引き金を引いたが、それは侵入者などではなく彼の妻だった。

 

地元紙「Tampa Bay Times」によると、通報により駆けつけた警官に、男性はひどく取り乱しながらこう叫んでいたという。

 

「助けて! 助けてください! 妻を撃ってしまった! もう僕の人生は終わった!」

 

彼は、隣に寝ていたはずの妻がそこにいないことに気が付かなかったそうだ。

 

マーティン郡のウィリアム・シュナイダー保安官は「悪夢のような事件だ。家を守ろうとしたのに、まさか妻を撃ってしまうなんて」とコメント。当局は今回の事件を「悲劇的な勘違い」以上のものではないと見ているが、念のため殺人事件として一通りの捜査を行うと発表した。

 

妻は病院に搬送されたが、頭を撃たれていたため間もなく死亡が確認された。妊娠6カ月だった。赤ちゃんは緊急帝王切開で取り出され、一命を取り留めたという。また、2歳になる息子にもケガはなかった。

 

シュナイダー保安官は、銃を所有する住民へ向けてメッセージを発信した。

 

「家を守るために、すぐ手の届く場所に銃を置いている人は、細心の注意を払ってください。引き金を引く決断をするとき、何を撃っているのか、そして誰を撃っているのかを確実に認識しておかなければなりません」。

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