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米テネシー州メンフィスで誘拐されたエリザ・フレッチャーさん(34)と見られる遺体が、誘拐現場からおよそ20分の場所で発見された。Daily Mailなどが報じている。

 

フレッチャーさんは、メンフィスの大物実業家であり、慈善家として知られる億万長者、ジョセフ・オージル3世(2018年に死去)の孫娘だ。2人の子どもを育てながら、幼稚園教諭として働いていたフレッチャーさんは、9月2日の早朝、ジョギングしていたところを襲われ、黒いSUVで連れ去られた。

 

US Sunによると、同日7時頃に行方不明者として捜索が開始され、家族は有力な目撃情報に5万ドル(約700万円)の報奨金を出すとしていた。

 

当局は誘拐現場で回収したフレッチャーさんの遺留品から採取されたDNAからクレオサ・アブストン(38)を容疑者として逮捕。9月5日には、加重誘拐と証拠改ざんの罪で起訴された。Daily Mailによると、アブストンはフレッチャーさんが行方不明になった当日、車のカーペットを念入りに洗っている様子を目撃されていたという。

 

アブストンは1990年代に、窃盗や暴行、レイプなどで少年として裁かれた記録が残っているという。2000年には弁護士を誘拐し強盗した罪で20年間服役。今回の犯行は出所して2年後に行われたことになる。保釈金は50万ドル(約7085万円)だが、支払い能力がないため現在も拘留されていると、Daily mailは伝えている。

 

地上での捜索に加え、ヘリコプターによる上空からの探索の結果、6日に容疑者の兄・マリオの自宅から90メートルほどの場所でフレッチャーさんの遺体が発見された。

 

アブストンは当局の取り調べに対して、非協力的な態度で臨んでいるという。

出典元:

WEB女性自身

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