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公園に住み着く“地域猫”=21日午後、那覇市
(写真・琉球新報社)

 

2月22日は「にゃんにゃんにゃん」の猫の鳴き声にちなんで猫の日。マチグヮーや通りで育てられている“地域猫”が暮らす那覇市では、観光地に限定していた飼い主のいない猫への避妊去勢手術(TNR)を2017年度から市内全域で実施することを計画している。一方、TNRを行う場所や地域猫を大切に育てている地域を選んで飼い猫を捨てる人も後を絶たない。

 

市は14年から観光振興の一環として一括交付金事業で観光地周辺に限定し、TNRを実施してきた。環境衛生課によると、3年で625匹に施した。観光地周辺では猫が減るなど、効果が見られたため、17年度から住宅地などに拡大する予定だ。

 

市内の桜坂通りでは通り沿いの店などが地域猫の世話をする。今や猫たちが通りでのんびりと過ごす姿が猫好きから好評で“猫スポット”に。一方で「猫を大事にしてもらえそう」との考えで、桜坂を選んで捨てに来る人も絶えないという。犬猫殺処分ゼロを目指し、啓発活動をしている畑井モト子さん(37)も桜坂で捨てられている子猫を保護した。畑井さんは「とにかく捨てては駄目だ。飼うなら最後まで責任を持ってほしい」と呼び掛けた。(田吹遥子)