2019年に開かれた慰霊祭で刻銘版に刻まれた家族の名前に向かって手を合わせた遺族=2019年3月28日、渡嘉敷村の白玉之塔 画像を見る

【座間味・渡嘉敷】76年前の3月に「集団自決」(強制集団死)が起きた座間味村は、26日に開かれる村主催の慰霊祭について、村長や村議、区の代表者らの参列のみとすることを15日までに決めた。村では5年に1度、座間味島にある平和之塔で慰霊祭を開催するが、昨年は新型コロナ感染防止で中止となったため、今年は規模を縮小して開くことを決めた。式典は午前10時半から11時。午後はそのほかの村民も平和之塔の前で自由に追悼できるように焼香台などを設置する。

 

一方、渡嘉敷村では、28日に予定していた村主催の慰霊祭について、新型コロナ感染防止のため昨年に続き中止することを15日までに決めた。村では午後0時半から2時半までの間、村民が自由に追悼できるように村渡嘉敷の白玉之塔に献花台などを設置する。

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