大谷翔平がかぶった兜の販売元 水原一平氏からの依頼に「いたずらだと思った(笑)」
画像を見る 全身真っ黒なトレーニング姿の大谷と水原一平氏

 

■依頼があったのは開幕戦の3日前!奇跡が重なって…

 

「今回は、ホームの開幕戦で使いたいということで、その開幕戦の3日前に連絡いただいたんです。そのため新たに制作されたものではなくて、たまたま1つだけあった用意できるものをお送りしました。発送も普段は向こうの通関で引っかかったりして、数日かかってしまうことが多いんですけれども、今回は通関もまったく問題なく通過して。本当に奇跡的に、開幕戦に間に合ったというものなんですよ。運命的なものを感じます。“持っている”と思います、エンゼルス。今年は優勝するんじゃないでしょうか」

 

そう嬉しそうに笑う桐田社長。

 

「連絡があったのが日本時間の4月4日の夜。通訳の水原一平さんから連絡を頂きまして、製造元の丸武産業さんに話して、『今はこの1つが用意できる』ということだったので、一平さんに写真などをメールで送りました。ただしばらく返事が返ってこなかったんですけど、翌日の昼頃に『じゃあ、それを可能であればすぐに送ってください』ということでお返事を頂きまして、それでその日のうちに発送してるんですよ。4月5日の夕方ですね、東京から発送させていただいています」

 

最初に水原さんから電話をもらった時に、他の電話に対応していて電話に出られなかったという桐田社長。

 

「こちらからかけ直そうかと言っているときに、英語で水原さんからメールが来まして、『エンゼルスで働いている水原と申します。今シーズンのホームランを打った時のパフォーマンスとして、昨年はカウボーイハットだったんですけど、今シーズンは侍の兜を採用することをチームとして決定しました』とまず書かれていて、『それをなんとしてもホームの開幕戦に、4月7日にどうしても使いたいので用意できますか?』という感じのメールが最初ですね。

 

弊社は外国人のお客様も多いので英語と日本語のサイトが両方ありまして、おそらく英語のサイトを見てくださって、メールをくださったと思います。最初は本人だとは思ってなくて、いたずらかと思ってたんです(笑)。ちょっと信じられなかったですね、最初は。半信半疑ではあったんですけど、その後のメールのやり取りをさせて頂いて、それで本人だったのでよかったんですけど(笑)」

 

今回使われた兜の価格は、およそ33万円。エンゼルスで使われた効果で、問い合わせは増えたという。

 

「もともと1日何個も出るようなものではないので、注文が1日1つだったのが2つになったとかそういう感じではあるんですが、問い合わせは増えました。あと、もともとのお客様がけっこういて海外の方も多いんですけれど、そういう方から、『自分が持っている兜も良いんだけれども、大谷選手がかぶった兜もほしくなった』『大谷選手の兜はかっこよく見えた。どう違うんですか? 大谷選手の兜がいい』といった、問い合わせが増えています。こんなに反響があるというのも創業以来初めてですね。水原さんから、開幕戦が終わった後に『みんな大喜びしています』とメールを頂きました。今回は兜だけでしたが、本当は鎧もすべて着てほしいですね(笑)」

 

大谷選手の甲冑(鎧兜)姿を見たいものだ。

 

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出典元:

WEB女性自身

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