がんの検査に関する話題
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大橋純子さんも公表5年で帰らぬ人に「5年生存率半数以下の5つのがん」早期発見のためにできること
2023/12/01 06:00歌手の大橋純子さんが’18年3月に食道がんを公表し、そこから約5年8カ月後の今年11月9日に帰らぬ人となった。国立がん研究センターが’19年に公表したデータでは、がんの5年生存率は前立腺がん98.8%、乳がん92.2%、子宮内膜がん82.2%と、医療の進歩により年々高くなっている。その一方、まだまだ生存率が低いがんもある。5年生存率が50%以下のがんは、大橋さんの命を奪った食道がんをはじめ、すい臓 -
コロナ禍で見逃し増の懸念!下半身の症状で可能性のあるがん
2020/11/05 15:50がん検診を受診する人が激減している。「日本対がん協会」によると、地方自治体のがん検診での受診件数は、国内でコロナ感染が拡大した今年3月に前年比の64%まで落ち込むと、4月には前年比16%、5月には8%と激減した。常磐病院(福島県)の乳腺外科医の尾崎章彦さんが語る。「東日本大震災のとき、独自に調査しましたが、福島県では症状を自覚していながら病院に1年以上行かなかったケースが、震災前は4.1%でしたが -
コロナ禍で検診自粛が急増!上半身の不調で可能性のあるがん
2020/11/05 15:50「病院に行ってコロナになるのが怖いから」。そんな理由でがん検診を控える人が増えている。だが、医師はこんな警鐘をーー。がん検診を受診する人が激減している。「日本対がん協会」によると、地方自治体のがん検診での受診件数は、国内でコロナ感染が拡大した今年3月に前年比の64%まで落ち込むと、4月には前年比16%、5月には8%と激減した。常磐病院(福島県)の乳腺外科医の尾崎章彦さんが語る。「東日本大震災のとき -
東芝が開発した「1滴の血液」からがんを発見、精度は「99%」
2020/01/20 06:00痛い、費用が高い、そもそも見つけにくい……。多くの問題を抱えていた従来のがん検査。それを次々とクリアするような技術が開発され、これからは「早期発見・早期治療」が限りなく可能な時代へ!――。「私たちが開発した技術を使えば、血液1滴から、99%の精度で網羅的にがんの有無を検出できます。ステージ0のような超早期のがんでも識別可能です」こう語るのは、東芝・研究開発本部で研究主幹を務める橋本幸二さん。血液中 -
9800円で全身をがん検査、「線虫」が拓くがん早期発見の道
2020/01/19 11:00痛い、費用が高い、そもそも見つけにくい……。多くの問題を抱えていた従来のがん検査。それを次々とクリアするような技術が開発され、これからは「早期発見・早期治療」が限りなく可能な時代へ!ーー。1月6日、たった1滴の「尿」から、がんの有無を見分ける検査法がついにスタートした。その検査法とは、線虫の一種である「シー・エレガンス」という体長約1ミリメートルの生物の嗅覚を利用した「N-NOSE」だ。この線虫に -
血液数滴でガン診断 中卒研究者が世界仰天の発明できた理由
2019/12/02 11:00「針を刺した指先を下にして、絞り出すように、血液をそこに垂らしてください」言われるがまま、記者は血をほんの数滴、小さな容器に滴らせた。この日は、ある検査を受けさせてもらっていた。ここは、兵庫県神戸市のバイオベンチャー「マイテック」。今、同社が発信する先端技術に世界の熱い眼差しが向けられている。それは、独自のがん検出技術だ。まず注目されたのは、ごく微量の血液から短時間で体内のがん細胞の有無を判別でき -
「夫の発明のおかげ」母との死別の悲哀が妻をガンから救った
2019/12/02 11:00小さなチップにたった数滴の血液を垂らすだけで、がんを検診できる。しかも大きさ0.1ミリ以下という超早期のがんまで見落とすことはない。そんな世界が注目する新技術、バイオチップの“プロテオ”を発明したのは長谷川克之さん(59)だ。克之さんは兵庫県神戸市のバイオベンチャー「マイテック」の研究者だ。マイテックは、妻・幸子さん(54)が社長を務め克之さんと長男の裕起さん(32)ともう1人の研究者で構成される -
80歳以上の「胃がんX線検査」「大腸がん内視鏡検査」はリスク高
2019/03/27 11:00がん検診といったら、なんでも受ければよしというものではない。がん検査にも「適齢期」があり、高齢になるとがんを早期発見する利益より、検査を受けることの不利益が大きくなってしまうことも――。「自治体の検診は無意味ではありません。ただ、そもそも検診は『スクリーニング検査』といって健康な人のなかから、がんが疑われる人を一定数すくいあげ、ふるいにかけるというのが本来の狙い。ですから100%もれなく拾い上げる -
患者は知らない…肺がん・子宮頸がん・乳がん受けるべき検診
2019/03/27 11:00がん検診といったら、なんでも受ければよしというものではない。技師の未熟さ、放射線被曝の危険、高齢者には命とりになることも――。「自治体の検診は無意味ではありません。ただ、そもそも検診は『スクリーニング検査』といって健康な人のなかから、がんが疑われる人を一定数すくいあげ、ふるいにかけるというのが本来の狙い。ですから100%もれなく拾い上げるわけではありません。それを承知したうえで、がん検診を受けるこ -
検診専門クリニックでも…がん検診「見落とし」は多発している
2019/03/27 06:00「乳がん検診で受けた超音波(エコー)検査は5分で終わりました。その後『異常なし』の診断でしたが、本当に大丈夫でしょうか?」国立がん研究センター検診研究部部長・中山富雄氏のもとに、ある40代女性からこんな相談が寄せられた。中山氏は、「検査結果に信頼性はありません」と即答したという。検査結果が信頼できないとは! その真意を中山氏が語る。「超音波を懸命に実施しているのはアジアくらいで、欧米諸国の乳がん検 -
0.2ミリリットルの唾液でリスクがわかる「最新がん検診法」
2018/10/28 11:00「今回の検査結果では、乳がんのリスク値がやや高めでした。これをもって即、がんがあると判断するわけではありませんが、精密検査で確定診断を受けることをお勧めします。専門科のある医療機関へ紹介状を書きますよ」記者が受けた検査結果をもとに、丁寧に解説してくれるのは大泉中央クリニック院長の砂村眞琴氏。2週間前、記者が受けたのは「サリバチャッカー」という検査だ。砂村氏が開発した、わずか0.2~0.4ミリリット -
唾液や血液、尿でわかる!最新「お手軽がん検診」のお値段
2018/10/28 11:00「胃カメラを飲んだり、マンモグラフィーとか面倒くさい」と思われがちながん検診だが、今回本誌では、唾液や血液、尿といった手軽に採取できるもので、かなりの確度でリスクの判断が可能になる「お手軽がん検診」を取材した。わずか0.2~0.4ミリリットルの唾液でがんのリスクを判定するという「サリバチャッカー」。体への負担もゼロというこの検査は、慶應義塾大学先端生命科学研究所と東京医科大学発の医療ベンチャー「サ