高視聴率の春ドラマ『天皇の料理番』(TBS系)。主人公のモデルとなったのは、宮中晩餐会や天皇皇后両陛下の日常の食事を作る、宮内庁管理部大膳課の初代主厨長で“天皇の料理番”として活躍した、秋山徳蔵氏。そんな、秋山氏が考案した至高のメニューの味を引き継いだ、元“天皇の料理番”に会えるレストランを紹介!

 

【ビストロ サンジャック】東京都練馬区栄町39-19 ハイム054-101

店内は8つのカウンター席のみ。子どもも大歓迎で、店主とも親しみやすいビストロだ。ランチメニューは日替わりで、肉または魚のメインにデザート、カフェがついた1千円のセット、オードブルが追加された2千円のセットの2種類。夜も基本、シェフのおまかせコース。そして晩餐会メニューも!

 

「フレンチというと“高級”というイメージがありますが、うちは肩肘を張らないで、取り分けて食べることもできる“大衆食堂”です。大膳にいたときと“限りなく近い味”のコンソメスープもご用意しています」(オーナーシェフの工藤極さん)

 

【レスパス】東京都渋谷区恵比寿3-9-25 日仏会館

シェフの佐々木昭人さんは、鴨場での外交団接待や、園遊会の料理などを担っていた「株式会社 喜山」の関塚康男氏の下で修業。宮内庁と全日本司厨士協会の推薦状を受け、リヒテンシュタイン侯国の王室関係レストランで3年間、研鑽を積んだ経験もある料理人。

 

皇室が外交団をもてなす鴨場の味を知っている、シェフのこだわりが生かされた『フランス・シャラン産鴨のコンフィ』(2,350円)は、フランス大使館関係者にも高評価の逸品だ。オードブル、メイン、デザートの充実したランチも、1千575円とリーズナブル。

 

【レストラン ミヤタ】愛知県岡崎市緑丘2-10-8

オーナーシェフの宮田拓矢さんは、地元愛知県のホテルに勤務後、フランス料理をフランスで修業。ドイツの日本大使館で公邸料理人として活躍後、“天皇の料理番”になった。2年間、香淳皇太后や秋篠宮家の料理人として、また園遊会や宮中晩餐会で腕を振るった。

 

ディナーはコース料理のみで4千円〜。シェフが創意工夫で特別食材を生かしきった「白紙コース」は1万円(3日前から要予約)。’00年の雅子さまのお誕生日の祝宴でスイーツを担当した際に、お出しした「タルトタタン」は、雅子さまにも好評だったという。

 

【洋食屋 喜平】東京都品川区二葉1-14-23 ミヤザキテンポ1F

住宅街にある家庭的なレストラン。カウンター席と奥に4人席の丸テーブルが2つで、ランチタイムは地元の人で満席状態だ。店名は秋山徳蔵の後輩で、ともに日本のフレンチ界を牽引してきた名シェフ・関塚喜平さんの名前にちなんだもの。その喜平さんの孫である関塚信行さんが、この店のオーナーシェフ。関塚さんは、園遊会や鴨場、秋篠宮さまと紀子さまのご婚約のお祝いパーティなどの料理を担当した。

 

「皇室の冬の恒例行事である鴨場の外交団接待でお出ししていたプリン(370円)を、お楽しみいただけます」(関塚さん)