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制作費300万円・都内2館の公開からスタートした映画「カメラを止めるな!(以下カメ止め!)」だが、すでに興行収入10億円突破がほぼ確実な大ヒット作となっている。

 

そのいっぽう、発売中の「FLASH」が同作にまつわる“パクリ告発”を報道。和田亮一氏(32)が映画の原作は自身が手がけた劇団「PEACE」の舞台「GHOST IN THE BOX」(11年上演)だとし、著作権の侵害を主張。法廷闘争の構えを見せているというものだ。

 

いっぽう記事を受け、同映画の公式サイトで製作した「ENBUゼミナール」が見解を発表。「本記事の内容は不正確なものです」と主張。双方の主張は平行線をたどっているという。

 

「法廷闘争になったとしても、どこがパクリかパクリじゃないかを司法が判断するのはかなり難しい。結局、裁判が長期化しても和解という展開になるのではないでしょうか。そもそも映画がヒットしなければ、こういう騒動も起こらなかったはずですが……」(映画業界関係者)

 

現在は全国200館以上の公開となった同作だが、騒動があったにもかかわらず景気はよさそうだ。

 

「全国放送のワイドショーでも騒動が取り上げられて話題になり、ここ数日間は集客を伸ばしています。公開した劇場にとっては、まるで『臨時ボーナス』のような売り上げ。この調子だと、年内いっぱいまで劇場公開が続きそうです」(映画ライター)

 

猛暑の夏に突如巻き起こった異例の“カメ止めバブル”はまだまだ続きそうだ。

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