高齢者の最新ニュース
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「頻尿薬」飲み続けると記憶障害の危険性も……50代以上の服用者が多い認知症高リスク処方薬
2024/02/28 11:00年齢を重ねたぶんだけ増える処方薬。だが、飲む薬の種類が多いほど副作用が増幅されることはあまり知られていない。その物忘れ、ひょっとして薬の影響かもーー。高齢者の5人に1人が認知症となると推計されている「2025年問題」まで、あと1年を切った。認知症はますます身近な問題となったため、ちょっとした物忘れも“認知症のせい”と安易に考えてしまいがちだが。「じつは認知症ではなく、薬の副作用によって認知機能が低 -
「支持せざるをえない」維新“医療窓口負担を一律3割”を提言…実現すれば数兆円規模の削減にネット評価
2024/02/23 06:00《医療という巨大産業を構造改革して生産性を向上し、患者のために窓口負担を適正化(原則一律3割化)することで医療サービスの質を高め、結果、公費・社会保険料の負担は圧縮され新たな財源も生み出される。そうすれば、少子化対策としての「支援金」などの新たな実質増税は不要になり、さらには現役世代の社会保険料を軽減することも可能になります》2月21日、自身のXにこう綴ったのは日本維新の会の音喜多駿政調会長(40 -
篠山紀信さん83歳、坂田利夫さん82歳での“老衰”による逝去に「若すぎる」の声…医師解説「老衰が急増」の理由
2024/02/09 06:00《82才で老衰なんて、若すぎます》《両親に年齢が近い方が老衰で亡くなられて、そのお年で老衰なのかと、早くないかと思ってしまう》昨年12月、亡くなった篠山紀信さん(享年83)と坂田利夫さん(享年82)が老衰で亡くなったことが報じられると、X(旧ツイッター)上ではこんな声が。これまで、老衰といえば、特定の疾患を持たない80代後半や90代以上の人が静かに息を引き取るというイメージが強かった。だが、近年、 -
コロナ第10波で入院患者が急増 40~50代が肺炎に至るケースも増加中
2024/02/08 15:50「現在、主流のオミクロンJN.1株は、発熱や喉の痛み、咳などの症状が中心で、基本的にこれまでの株と大きく症状は変わりません。ただ、第9波に比べて第10波は、比較的若い40~50代でも肺炎になる方が増えている印象です。3~4日経っても熱が下がらないとか、だるさが続くという場合は、医療機関の受診をお勧めします」そう話すのは、公平病院(埼玉県・戸田市)の院長、公平誠さん。現在、猛威を振るっている新型コロ -
「高齢者だけ優遇か?」 能登半島地震「支援金を高齢者世帯は増額」の岸田首相方針に疑問の声が続出「一律にしろ」と国民・玉木代表も苦言
2024/02/02 15:50《支援策の拡充は評価しますが、なぜ高齢者・障害者のいる世帯に限定するのですか。被災者間に分断を持ち込むべきではありません。》X(旧ツイッター)でそう苦言を呈したのは国民民主党の玉木雄一郎代表(54)だ。岸田文雄首相(66)は現在、最大300万円となっている既存の被災者生活再建支援金とは別に、《高齢者等がおられる世帯に、家財再建に最大100万円、半壊以上の住宅再建に最大200万円を目安に支援します》 -
年金、年1万1484円実質負担増!金額は上がるも物価上昇には追いつけず
2024/02/01 06:00《年金支給額を2.7%引き上げ、バブル期並み高水準…厚生年金はモデル世帯で月23万483円》厚生労働省が発表した2024年度の公的年金支給額を報じた、読売新聞の記事の見出しだ(1月19日付)。まるで大幅に年金が増額された喜ばしい報道に見えてしまうが、「じつは、マクロ経済スライドという制度によって、実質、もらえる年金は目減りしているのです」そう語るのは、YouTubeで「年金博士・北村庄吾の年金チャ -
俳優を騙るロマンス詐欺で毒殺未遂「夫を追い出せと言われたから」
2024/01/12 18:58米マサチューセッツ州タウンゼントに住むロクサーヌ・ドゥセット被告(64)に、毒入りスープを飲ませて夫を殺そうとした疑いがかけられているとNBC BOSTONが報じた。裁判記録によると、ドゥセット被告はCBSで放送されているソープオペラ『The Bold and The Beautiful』に出演している俳優ソーステン・ケイ(57)とメッセンジャーで文通しており、夫を追い出すよう指示されたと供述して -
新年からチャレンジで年内取得も狙える! 老後も役に立つ「給料が上がる資格8」
2024/01/11 06:00物価高を前に「今年こそは収入を増やして、家計の足しにしたい」と考えている方も多い。収入を増やすには、働く時間を長くするか、賃金を上げるしかないが……。「賃金を上げる近道のひとつは資格を取ることです」と、アドバイスしてくれたのは、のべ7千人の相談を受けてきたキャリアコンサルタントの山脇文子さんだ。そこで、山脇さんに、未経験の50代の人なども努力次第で短期間に取得できて、確実に収入アップにつながる資格 -
食事に娯楽、学校までいいこといっぱい…50歳もOK!? 年始から「シニア割」で賢く遊ぶ
2023/12/28 15:50年末年始は子や孫の帰省や親戚の集まりなどで、食費や交通費、レジャー代と何かと出費がかさむ。さらに“正月料金”で割高に。SNS上では《行きつけのカラオケ屋がすでにお高い正月料金…》《ホテルと交通費は正月料金で予約大変》という声も。お得感が少ない時期に唯一、割引が適応される可能性を秘めるのが「シニア割」だ。最近では50代から使えるサービスも出ている。「シニア割という名前でも、実は50代から使えるなど対 -
凍死は雪山じゃなくて家の中で起きていた!死亡者数も熱中症の約1.5倍
2023/12/26 06:00今年の冬は、屋内での凍死に気をつけよう──。「えっ、家のなかで凍死?」と思う人も多いことだろう。熱中症の危険性は広く知られているが、低体温症による死亡(凍死)者は1,225人(厚生労働省「人口動態調査」2021年)で、熱中症の755人(同)の1.5倍以上に上る。■12月9日、大阪在住60代の女性が家の中で凍死した12月に入って暖かさと寒さを繰り返してきた大阪市。最低気温は8.6度。大阪急性期・総合 -
100万円損することも! 年金生活者を脅かす『211万円の壁』
2023/12/22 11:00「今後、年金だけで悠々自適に暮らせる高齢者は減少します。さらに実質的に年金額も目減りしていきます。そこで高齢者になっても稼いでいくことになるわけですが、住民税が『課税』か『非課税』をふまえて、どこまで稼ぐか、しっかり頭にいれることが重要です」そう語るのは、「お金と福祉の勉強会」代表の太田哲二さん。住民税非課税世帯(以下、非課税世帯)とは、所得に応じて負担する住民税がかからず、各種控除を引くと「0」 -
夫と死別後3割の女性が“貧困”に陥る…年金収入も100万円未満の衝撃事実
2023/12/08 06:00超高齢化社会となった日本。女性のほうが男性よりも平均寿命が長く、妻のほうが年下であることも多いため、夫と死別してシングルになる高齢女性が増加している。国立社会保障・人口問題研究所によると、死別や離婚で独身になった75歳以上の女性は2020年で606万人。今後も増え続けていくことが予想されている。そんななか、日本経済新聞(11月19日)は高齢独身女性の3割超が貧困に陥っていることを報じた。東京都立大 -
3割の女性が陥る 夫の没後“貧困”を防ぐ“年金繰り下げ”のすすめ
2023/12/08 06:00国立社会保障・人口問題研究所によると、死別や離婚で独身になった75歳以上の女性は2020年で606万人。東京都立大学の阿部彩教授の集計によると、手取りである可処分所得が中央値の半分に満たない人の割合を示す“相対的貧困率”が、夫と死別した65歳以上の女性は32%(2018年)にのぼることがわかった。高齢シングル女性の窮状は、別のデータでも見えてくる。ニッセイ基礎研究所の坊美生子准主任研究員が語る。「 -
「だいぶおじーちゃんに」森喜朗氏(86)地方講演会で見せた“車いす姿”にネット驚き
2023/11/09 06:00「マスコミがいると冗談一つ言えないですね」「この人たちがいなかったら面白い話ができる」11月7日、森喜朗元首相(86)が出身地の石川県能美市内で行われた講演会に出席した。各メディアによれば、加賀立国能美誕生1200年を記念したイベントで、地元の中学生約500人の前で主体性の大切さを語った森氏。しかし報道陣には退出を求めたといい、森氏は冒頭のように発言していたという。森氏といえば’21年2月に、「女 -
“飼育放棄”の8割超が高齢の飼い主…深刻化するペットの置き去り
2023/11/08 15:50「これまで20年以上、飼育不可となった犬や猫を保護し、里親探しの活動をしていますが、5~6年ぐらい前から、認知症の犬を保護する件数が増えてきました。昔は認知症のペットを見たことなどなかったのですが、近年は毎年のように保護します。人間と同じように、それだけ長生きするペットが増えていることを実感しています」こう語るのは、広島と東京を拠点に、飼育放棄された犬や猫の保護活動を行っている「NPO法人 みなし -
104歳でスカイダイビングに挑戦した女性、ギネス記録更新後に死去
2023/10/11 18:5510日1日、104歳でスカイダイビングを成功させたドロシー・ホフナーさんが10月9日に亡くなっていたことがわかった。The New York Timesなど複数のメディアが報じている。米イリノイ州シカゴの高齢者ケア施設で暮らしていたホフナーさんは、100歳の節目に一度スカイダイブを経験しているという。’22年5月にスウェーデンのリネア・インゲールド・ラーソンさんが103歳でタンデムスカイダイブの女 -
八代亜紀が活動休止…「ドアノブが回しにくい」関節リウマチを見分ける方法
2023/10/02 11:00《少しの間、大好きな歌と絵から離れなきゃいけないのは寂しいけれど、必ず元気になって戻ってきますので待っててね》歌手の八代亜紀(73)が、9月12日、自身のホームページで膠原病の治療に専念するため、年内の活動を休止すると発表した。「膠原病とは、体の外からやってきた細菌やウイルスなどの異物を攻撃する体に備わっている免疫が、誤って自分の体を攻撃して起こる病気の総称です。20種類以上ある膠原病のなかでもも -
電話での還付金詐欺が過去5年で最多の4800件超!“2度騙す”悪質手口実例と対策法
2023/09/29 06:00電話による詐欺が後を絶たない。9月17日には長野県上田市の80代女性が3千885万円を、12日には栃木県宇都宮市の89歳女性が5千810万円を、電話での詐欺でだまし取られたことが発覚した。電話による詐欺で増えているのが「還付金詐欺」だ。国民生活センターによると、’22年度は過去5年間で最多の相談数、4千849件を記録した。実は本誌記者の79歳の母も12日、還付金詐欺で約70万円をだまし取られた。そ -
医学博士が解説「こぶしでひざをたたくだけで、骨密度の上昇と若返りホルモンの分泌が期待」
2023/09/15 06:00「骨折は命にはかかわらないと思っていませんか? 加齢により、骨が弱くなり転倒して折れてしまうと、寝たきりや要介護、そして認知症のリスクが高まります。高齢者で、足の付け根を骨折した2人に1人は、5年以内に死に至っています。骨を軽視すると怖いんです」そう語るのは『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)の著者で、光伸メディカルクリニック院長の中村光伸医学博士。特に、閉経を迎えた女性は、女性ホル -
最低賃金1,002円に引き上げも「手取り」増えず 零細企業の倒産危機も
2023/09/13 06:00厚生労働省の審議会は7月28日、最低賃金の引き上げ目安を過去最高の41円と決めました。今後は各地で審議され、10月ごろに地域別の最低賃金が正式決定されますが、目安どおりに上がれば最低賃金の全国平均は1千2円。過去最高の上昇率4.3%で、初めて1千円の大台に達します。最低賃金は企業が従業員に支払う賃金の最低ラインで、全労働者に適用されます。ですから最低賃金の上昇は、働く私たちにとって喜ばしいことには -
高齢者狙う最新サギ手口8 受け子の特徴は「体に合わないスーツ+イヤホン」
2023/09/07 11:00「現在、主流の詐欺は、一人暮らしの高齢女性などを狙ったキャッシュカードのすり替え。銀行協会や警察を装ってカードや暗証番号を騙し取り、現金を奪う手口です」こう警鐘を鳴らすのは、特殊詐欺での逮捕歴がある一方、メディアで詐欺の手口を発信したり、青少年の更生支援活動に取り組んでいるフナイムさんだ。「キャッシュカードすり替え詐欺は、まずアポ電で『あなたの預金が不正に引き出されている』『口座が犯罪のマネーロン -
60代の40%が悩む夜間頻尿 夜2回以上のトイレは死亡リスクは2倍に!
2023/08/25 06:00「夜中にトイレで1~2回起きるのは、年なんだから仕方ない」そう思ってはいないだろうか。「就寝後にトイレで2回以上起きる高齢者は、1回以下の高齢者より、死亡率が1.98倍上昇するといわれます。『夜間頻尿』は見過ごすことのできない病気です」そう警鐘を鳴らすのはマイシティクリニック院長で『老化を「栄養」で食い止める 70歳からの栄養学』の著者、平澤精一先生だ。夜間頻尿とは、就寝後1回以上トイレに起きなけ -
「もっと長生きできたのに…」コロナ“第9波”に直面する高齢者施設の厳しい実情…PCR検査できず薬も不足
2023/08/18 06:00新型コロナ“第9波”は大きな波になりつつある。「1医療機関あたり平均患者数」(全国)は、15.81人(7月31日〜8月6日)と、すでに第8波ピークの半分あたりまで増加している。また、東京都が8月10日に発表したデータによると、重症化リスクの高い「60歳以上の定点医療機関あたりの患者報告数」は、すでに第8波のピークであった1.95人を超えて、1,99人に。さらに、製薬会社モデルナが発表している全国に -
高齢者の「ぼっち死」描く77歳漫画家語る理想の最期「死ぬのは怖くないんです」
2023/08/10 06:00孤独死のニュースが増えている。そのたび、暗い気持ちになる人も多いだろう。そんな中で、独りぼっちで死ぬことを「日常茶飯事」だと、フラットな目線でとらえた漫画が話題を呼んでいる。「ぼっち飯、クリぼっちという言葉がはやり始めたとき、近所のおばあさん同士で『このままじゃ、ぼっち正月だし、死ぬときもぼっちだよね』って話題になったんです。そんなときに思い浮かんだ“ぼっち死”という言葉を、漫画のタイトルにしまし -
精神科医・和田秀樹さんが指南! 50代から「幸齢者」を目指す賢い老い方
2023/08/09 06:00「まだまだ体が動く70代は、“人生の黄金期”です。仕事や人間関係、子育てといったストレスから解放され、自分のための時間を好きなだけ使える時期だからです。ところが、高齢者になってからも、現役時代と同じように、人目を気にしながら自分のやりたいことを“我慢”して過ごす人たちが、じつは多くいるのです」こう語るのは、『幸齢者』(プレジデント社)の著者である精神科医の和田秀樹さん。和田さんは、これまで老年医療