「残される家族に命のバトンを繋ぐ」日本初の“看取り士”が語る「死」との向き合い方
記事投稿日:2025/04/13 11:00 最終更新日:2025/04/13 12:33
キャプなごみの里の入居者を抱きしめる柴田さん。「傾聴、反復、沈黙、ふれあいが大切。『大丈夫』の言葉を繰り返します」(撮影:國森康弘)
【前編】「終末期の高齢者を、一晩中抱きしめて…」日本初の“看取り士”が生まれるまでから続く「私の夢は、すべての人が“自分は愛されている”と感じながら旅立てる社会を創ることです」柴田久美子さん(72)は、強い思いで、“看取り士”の草分けとして奔走してきた。誰もが安心して、希望する最期を迎えられるように──。小さな離島から始まった“看取り”の教えは全国に広まり、今も各地で愛...