高齢者がいる家が「地震・台風に備えておくべき最低限のモノ」《防災アドバイザー監修》

能登半島地震で倒壊した家の前に立つ女性。ここで親戚2人が下敷きになり、犠牲となった（写真：共同通信）

日本中であらゆる災害が起こる時代。その中でもっとも弱いのは、ズバリ高齢者。近年の災害で、命を落とした人の多くは60歳以上だという事実がある。たとえ災害で死ぬ人の総数が少なくても、その中の1人に自分の家族が当てはまってしまったら――。“いざという時”が来る前に、家族全員が生き延びる備えをしよう。「防災グッズや保険は災害から生き残れたときに必要なもの。まずはとにかく、どんな...