鉄筋コンクリート3階建ての「御仮寓所」から出てこられた佳子さまは、数十メートルほど離れたところにある秋篠宮邸に向かわれる。
宮邸の食堂でお食事を召し上がるためだが、御仮寓所も宮邸も職員の出入りが多いため、部屋着のままというわけにはいかない。そのため佳子さまはお食事ごとにきちんとメークをし、着替えてから移動されているのだ。
「佳子さまはご公務のために朝早く出発されることも多いのです。時間に余裕がないなかで、身なりを整えられての御仮寓所と宮邸の往復が、負担に感じられることもあるそうです」(秋篠宮家の事情に詳しい宮内庁関係者)
’20年3月から’22年9月の2年半かけて行われた秋篠宮邸の改修工事は物議を醸した。
皇室担当記者はこう語る。
「いちばん批判の声が上がったのが改修費用についてでした。建物部分に約26億円、庭園工事なども含めると約30億2千万円と公表されています。さらに改修工事中の秋篠宮ご一家の仮住まいとして建てられた御仮寓所の建築費用は9億8千万円でした。“コロナ禍で苦しい生活に耐えている国民もいるなかで、改修に40億円もかけるのはいかがなものか”という批判が多かったようです」
批判に拍車をかけたのが、次女・佳子さまの“別居生活”が明らかになったことだ。
「御仮寓所が建築された当初は、“秋篠宮ご一家が改修を終えた宮邸に戻られた後は、事務所と収蔵庫として使用される”と公表されていました。それが“事務所や秋篠宮家の私室として利用される”に変更されたのは、佳子さまが引き続き、御仮寓所で生活されることになったからです」
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