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 涙と笑顔を交え卒業についての思いを語る玉城美香さん=那覇市西のラジオ沖縄

 

ラジオ沖縄(ROK)の人気番組「チャットステーションL」のパーソナリティーを15年9カ月務め、「みーかー」の愛称で知られる玉城美香さん(43)が29日午後2時からの生放送を最後に同番組を“卒業”する。玉城さんの降板をもって番組も同日、19年と9カ月の歴史に幕を閉じる。「『チャットステーションL』は私のラジオ人生そのもの」と明るい声で降板への思いを語った。

 

卒業を考えたのは約1年前のこと。毎日午後2時から4時まで、生放送が中心の生活だった。「15年という区切りでいったん、リセットしたいと思った」と心境を語った。今後は収録形式のラジオ番組を中心に活動する傍ら、野菜ソムリエの資格を生かした活動もしていきたいとしている。

 

2002年4月に前任の岩井証夫さんから引き継ぎ、番組のパーソナリティーに就任した。人気パーソナリティーの後任としてのプレッシャーは大きかった。葛藤の末、自分にしかできないことをしようと考えた。「自分のしゃべりで語ろうと思った。何なら『なまっていてもいいさぁ』と開き直った」と振り返る。

 

3度の産休・育休を経験した。子どもが体調不良になるたびに「今の働き方を続けていていいのか」と考えてきた。「働きながら子育てをする母親たちも同じ悩みがあるのではないか」と思い至り、その気持ちを素直にラジオで語った。

 

リスナーから共感の声やアドバイスを多くもらい、リスナーとの距離が縮まったという。

 

1年悩んだ“卒業”について、11月20日の放送で発表した。放送時は笑顔で引退表明をした玉城さん。

 

番組終了について聞くと「(リスナーと交流ができなくなるのは)寂しい。リスナーさんは私にとって親戚のような存在。いつも応援してくれたから、ここまでこられた。本当に心強かった」と涙を浮かべながら語った。

 

番組テーマは「泣いて笑って『はんまよ〜!』」。「最後まで泣いて笑って過ごします。皆さん温かく見守ってください」と晴れ晴れとした表情で呼び掛けた。