医療の琉球新報に関する話題
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医療的ケア生徒の修学旅行、付き添い全額自己負担 特支学級は補助なし
2019/10/21 13:45「障がいのある息子が修学旅行に行くには付き添いが必要だと言われましたが、その費用は全額保護者負担です。かなり高額になります。これでは障がいのある生徒は修学旅行に行くことができません」。人工呼吸器を使用しながら那覇市立小禄中学校に通っている湯地駿羽(ゆじはやと)さん(14)の母三代子さん(44)が取材班に意見を寄せた。取材を進めると、障がいのある子もない子も共に学ぶ「インクルーシブ教育」が進められる -
「切った髪、闘病の助けに」 医療用かつら、広がる寄付の輪
2017/11/20 16:00ヘアドネーションのために伸ばした髪を切った(右から)稲田ゆかりさん、玉城美香さん、宮城尚子さん(後列左)、宮城二弦さん(左手前)=那覇市内の美容室一緒に髪を寄付しませんか-。切った髪を医療用ウィッグ(かつら)の原料として寄付する「ヘアドネーション」が、県内でもじわじわと広がっている。ラジオパーソナリティーの玉城美香さんもリスナーと一緒に伸ばした髪を切り、寄付した。玉城さんは「伸びた髪が誰かの役に立 -
平島医師の功績、未来に 100年前、大里に診療所 医療、衛生改善に尽力 稲嶺区、顕彰碑設置へ
2017/11/06 16:00顕彰碑建立を発案した中村栄さん(前列中央)と調査に携わった沖縄奄美連合会の奥田末吉会長(同左)、宮平良廣さん(後列左から2人目)、幼少期に平島医師から治療を受けた知念豊吉さん(後列左から3人目)=4日、南城市大里字稲嶺今から100年前の1917年、現在の沖縄県南城市の大里字稲嶺に診療所を開き、約30年にわたり地域医療や公衆衛生に加え、貧しかった農村を豊かにしようと尽力した鹿児島県喜界島出身の医師、 -
ハーバード大が沖縄で講義へ 来年1月OISTで 医療貢献に知事「歓迎」
2017/09/22 14:00「臨床研究トレーニングプログラム」について、翁長雄志知事(右)に説明する村田謙二副理事長(中央)とロビン・J・ウィートリー事務局長=19日、県庁米ハーバード大医学部世界教育機関のロビン・J・ウィートリー事務局長とNPO法人「沖縄アジア臨床研究連携」の村田謙二副理事長らが19日、沖縄県庁に翁長雄志知事を訪ね、来年1月から同大が沖縄科学技術大学院大(OIST)などで開催する「臨床研究トレーニングプログ -
医療・福祉の人材 移住を 久米島、対象絞り体験ツアー
2016/11/18 12:00久米島病院でインターンシップを行った移住体験モニターツアーの参加者=11日、久米島病院(写真・琉球新報社)【久米島】久米島町で医療・福祉分野で働きたい人を対象とした移住体験モニターツアーが10日から3日間、町内で行われた。関東と関西から3組6人が参加。11日には県立久米島病院となでしこ第二保育園でインターンシップを行い、島で実際に働くイメージを膨らませた。同ツアーは県が2015年度から行っている移 -
医療的ケア児、災害時にどう避難? 親たちの不安
2016/09/01 18:00医療的ケアの子は通院のため外出するのも大変(写真・琉球新報社)9月1日は「防災の日」。障がい者や高齢者などは大規模災害時の避難に支援が必要だが、障がいが重い人ほど、避難が難しい現状と制度の周知不足があり、当事者家族たちは不安を抱えている。避難所や経路の確認、医療器具に必要な電源の確保、避難所の衛生面など、不意に襲う地震などの災害にどう備えるか。「対策を練ることで守れる命」。安心して暮らせるよう、当