認知症の治療薬に関する話題
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“保険のプロ”がおすすめ!いま入る認知症保険、押さえるべき3つのポイントは
2023/09/29 15:50「9月25日に厚労省が認知症の進行を遅らせる効果のある国内初のアルツハイマー病治療薬『レカネマブ』(エーザイと米バイオジェンの共同開発)を正式に承認し年内にも日本の医療現場で使えるようになる見込みだと報じられました。このように認知症を取り巻く環境は刻々と変化しており、認知症保険の選び方もそれに応じて変わってくると思います」こう話すのは「NEWよい保険・悪い保険2023年版」(徳間書店)の共同監修な -
エーザイの認知症治療薬“画期的な薬効”と、これからの“課題”とは
2023/01/26 11:00「がんなどの重篤な疾患に対する画期的な治療薬が次々と開発されていくなか、複数の製薬会社が30年以上にわたって認知症治療薬の開発に臨んできましたが、なかなか承認に至りませんでした。そのため、アルツハイマー型認知症の治療薬に承認が下りたのはとても画期的なことといえます」こう話すのは、東京大学大学院教授で、日本認知症学会理事長の岩坪威先生。エーザイと米国のバイオジェンが共同開発した「レカネマブ(商品名レ -
広がる認知症予防薬への夢 東大研究チームが解明「脳のゴミ除去の仕組み」
2022/05/13 11:00「“脳のゴミ”を除去するメカニズムがわかってきたことで、認知症の治療法の開発につながる可能性が出てきました」こう語るのは、東京大学大学院医学系研究科の山田薫助教(脳神経医学)。今もって根本的な治療薬がない認知症は、’25年には65歳以上の5人に1人がなるといわれている。とりわけ認知症の6割以上を占める「アルツハイマー型」は、異常タンパク質「アミロイドβ」の脳内への蓄積が引き金となって、神経細胞の中 -
「アデュカヌマブ」で救えるか、医師語る「認知症治療の展望」
2020/07/14 15:50「米国の製薬大手・バイオジェン社が、7月8日、早期のアルツハイマー病治療薬『アデュカヌマブ』のFDA(米食品医薬品局)への承認申請を完了した、と発表しました。もし承認となれば、認知症薬としては約10年ぶりの新薬。日本でも治療薬として承認されるのでは、という見方が強まっています」こう語るのは、老化や疫学研究に従事したハーバード大学元研究員で、ボストン在住の内科医・大西睦子さん。現在、認知症はがんと並 -
認知症薬「アデュカヌマブ」既存薬との“画期的な”違い
2020/07/14 15:50高齢者の5人に1人が認知症患者になると言われている'25年――暗い未来を照らすような薬が完成した。「米国の製薬大手・バイオジェン社が、7月8日、早期のアルツハイマー病治療薬『アデュカヌマブ』のFDA(米食品医療品局)への承認申請を完了した、と発表しました。もし承認となれば、認知症薬としては約10年ぶりの新薬。日本でも治療薬として承認されるのでは、という見方が強まっています」こう語るのは、老化や疫学 -
じつは“薬”が原因なのかも……その認知症“治るかもしれない”
2019/08/02 15:50近畿在住の70代女性は夫と死別して一人暮らしをしていたが、1年ほどしてから「夫が生きている」と口走って夜中に外を歩き回るようになったため、慌てた娘に連れられて精神科病院を受診した。この女性の診察にあたった、ひょうごこころの医療センターの小田陽彦認知症疾患医療センター長が、当時の状況を次のように話す。「お薬手帳を見ると、受診の1カ月前から『ベンゾジアゼピン受容体作動薬』という抗不安薬が投与されていま