コネで強制入学、日常的なDV…親ガチャから解放されないと語る30歳女性の苦悩
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■親ガチャの影響で“幸せな生活”を棒に振ることに

 

大学を中退し、フリーター生活を送っていたYさん。24歳のとき、初めて家を出ることにした。交際相手と同居するためだ。

 

「父と暮らしてもほとんど会話はなく、『ただいま』も『おかえり』もない。家で顔を合わせても話さない。いつ殴られるかもわからない。経済的には楽でしたが、父との生活はもはや耐えられなくなっていました。それで、付き合っていた人の家に転がり込む形で家を出ました。

 

パートナーはおおらかな人でした。仕事も楽しかったので、今思えば人生で初めて幸せを感じた時期でした」

 

Yさんは「同棲生活で、パートナーから“普通の暮らし“を教えてもらいました」という。しかし、同棲を半年で解消する。ようやく手にした幸せを棒に振ったのも“親”が影響していた。

 

「実家で暮らしていたときは、感情に波がある状態こそ日常でした。でも、心が安定していると感情に波がないわけです。それにすごく違和感が生まれて、『本当にこのままでいいんだろうか』と思うようになって……。

 

私は、辛かった過去を大事にしすぎていたんです。『辛い人生を送ってこそ自分』と考えていました。同棲生活には辛いことがなかったから、不安になってしまったんです。“大事なもの”を失くしているとすら感じていました」

 

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出典元:

WEB女性自身

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