山口県・柳井市“金魚ちょうちん”が灯す伝統保存地区で古民家カフェめぐり「日本の半島」最旬情報【11月・12月】
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■島根県・松江市「『鬼滅』の無限城」を感じられる老舗旅館は偉人も愛した文化財

 

「島根半島」からは、島根県松江市にある国の登録有形文化財、創業1905年の老舗割烹旅館「美保館(みほかん)」をご紹介。大正時代に流行したモダン建築を取り入れた本館の内装(上の写真)が、人気アニメ『鬼滅の刃』に出てくる“ラスボス”鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の拠点「無限城」を感じさせると大きな話題を呼んでいる。

 

じつは明治・大正・昭和の3時代にかけて、初代首相・伊藤博文、作家の島崎藤村や高浜虚子、ノーベル賞科学者・湯川秀樹など数々の著名人が宿泊する歴史的な由緒も兼ね備えたお宿。現在、“無限城の間”は朝食会場として使用されているため、大ヒット作の雰囲気や偉人の息吹を感じながら、海鮮メインの和朝食に舌鼓を打たれてみては。

 

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■“日本のヴェネツィア”京都府・伊根町の「舟屋街」海風と地ビールにほろ酔い

 

京都府の北端「丹後半島」の伊根町は、“日本のヴェネツィア”と名高い水の都。同町では、家屋とエメラルドの海がひとつに融和しており、各戸のガレージには自動車の代わりに船が。こうした「舟屋」と呼ばれる建物が湾に沿って230軒ほど立ち並ぶ町の中心にあるのが、複合施設「舟屋日和」だ。

 

とくにおすすめなのは、施設内にある「INE CAFE」。天気のいい日は、朝獲れの白身魚をふんだんに使った「ポキ丼ランチ(1,600円)」と、地元産のクラフトビールをテイクアウトの一択。外のベンチで波の穏やかな伊根湾をぼ~っと眺めながらのゆったりランチに、海風とお酒の魔法で昼間から“極上のほろ酔い気分”を味わえるはず。

 

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■富山県・氷見市「美人になる温泉郷」で日本海越しの“パノラマ絶景”

 

「能登半島」の付け根に位置する富山県・氷見市。ブリをはじめとした“氷見前”の海産物が全国的に有名だが、ナトリウム塩化物泉の泉質で“美人になる湯”として評判高い湯元。同市には、沿岸北部を中心に温泉施設が14軒あり、総称して「能登半島国定公園 氷見温泉郷」と呼ばれている。

 

海沿いの温泉からは、眼前の日本海(富山湾)越しに、絶景と名高き立山連峰(南東の山脈)を望むことができるのが特長。とくに同温泉郷を代表する温泉宿「氷見温泉郷 くつろぎの宿 うみあかり」の露天風呂(上の写真)は、海とひとつになったような気分を味わえる“インフィニティ温泉”が人気。晴れた日は、右を向けば立山連峰を、左を向けば西の海に傾きゆく夕陽を、パノラマビューイングできる贅沢つき。雪化粧をまとうシーズンに入り、“年忘れ旅”にもぴったりだ。

 

すべての地域について、詳細情報は『半島は日本の台所』でアーカイブとして掲載されているので、年末年始の旅計画を…という人は、ぜひサイトでチェックしてみて。

 

【INFORMATION】

『半島は日本の台所』
https://japan-hanto.com/

出典元:

WEB女性自身

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