年末年始の宝くじは実績総額70億円の「看板リアル猫売り場」で買う!
画像を見る 茨城県・糸久宝くじたばこ店のハチ

 

■スター猫「困り顔のハチ」がお客の大喜び顔を呼び込む

 

続いては、顔の模様が、八の字眉に見えることから「困り顔の猫」として書籍にもなったハチがいる茨城県「糸久宝くじたばこ店」(水戸市宮町2-3-35)。

 

「ハチが生まれたのは東日本大震災直後の’11年4月。子猫のハチの写真を見て、あまりに印象的な顔なので、飼い主の前田陽一さんと相談して、うちの店頭で“店番”をしてもらうようになったんです」(店主・長谷川香さん)

 

こうしてお昼過ぎに前田さんに連れられて売り場に“出勤”し、夕方“帰宅”するようになったハチ。最初のミラクルは、直後のサマージャンボで起きた。

 

「地方の小さなたばこ店ですから、大きな当たりといえば10年以上前のジャンボ2等1億円が最高でした。それがハチが来てわずか2カ月で3等500万円が出たんです」

 

当てたのは近所に住む配達員の男性。震災で壊れた自宅をそのお金で直すことができたと大喜び。ハチの御利益と話題になった。

 

「それ以降も、NHKの全国放送に取り上げられるなどして、’16年には年末プチ1等1,000万円も出ています」(長谷川さん)

 

現在はコロナ禍で月に一度くらいの“出勤”になっているが、’21年9月に店の外装にハチのイラストを施して一新。億招きは万全だ。

 

全国の億招きの看板リアル猫の元祖といえば、愛知県「ふぁすと長篠店」(新城市長篠字殿藪5-1)の福ちゃんだろう。

 

「’07年に佐賀県の宝当神社参道のお土産店から、子猫の福ちゃんをいただいてきたら、いきなり’08年ドリーム2等1億円が出たんです。次は3億円だねと話していたら、’10年ドリームで1等3億円。もうミラクルでした。そして、現在までに福ちゃんが招いた総額は8億円以上になります」(田中誠一社長)

 

いまも福ちゃんは売り場に専用のハウスがあり、開店中は終日、売り場に福を招いている。

 

最後に番外編で紹介するのが、千葉県「あびこショッピングプラザチャンスセンター」(我孫子市我孫子4-11-1)の伝説の猫、あーちゃん。

 

「’15年の年末ジャンボの期間中のことでした。それまでなつくことがなかった1匹の猫が店頭にちょこんと座り、販売員たちがみんなで『あーちゃん』と呼んでかわいがり、写真まで撮りました。販売最終日の朝には、売り場の屋根の上にその猫がいて見守ってくれたといいます。その結果10億円が出て。それ以来、姿を見せませんが、次に現れたときも1等を招いてくれると願っています」(関口晴之店長)

 

なぜか「看板リアル猫」の売り場は年末年始に強いのが特徴。年末ジャンボや初夢宝くじであやかって運試ししてみてはいかが。

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