尿失禁や頻尿は女性にとって、誰にでも起こり得る深刻な悩みだ。女性医療クリニック・LUNAグループ理事長でLUNA骨盤底筋トータルサポートクリニック院長の関口由紀先生が、自らの経験をこう語ってくれた。

 

「出産後、安産だったこともあって私も尿もれが起こりました。実は骨盤底筋が柔らかい安産の人のほうが、難産の人より尿失禁になる確率が多いのです。尿トラブルは40歳ぐらいになれば、誰にでも起こります。でも、仕事がらトレーニング次第で治ることがわかっていたので、すぐに始めたのがコレでした」

 

と、呼吸法を取り入れた『フランス式骨盤底筋トレーニング』を教えてくれた。椅子に座っても、立ちながらでも、横になって行ってもいいそうだ。

 

まず、両足の膝を開いて足の裏を合わせた姿勢になる。次に、自分の尾骨に尻尾があると想像して、その尻尾を前のほうに巻き込むイメージで肛門を締める。このとき、息は細く長く吐きながら締めていくこと。そして、息を吐き終わったら、息を吸うことをあまり意識せず自然な呼吸をしながら、肛門を緩めていく。

 

「毎日の習慣にすることで、尿もれも解消するでしょう。私が今も続けているのは尿もれだけでなく、便秘の解消や生理不順、加齢とともに起こりがちな頻尿にも効果的だからです。ダイエットにもなりますよ」(関口先生)