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年齢を重ねると、鏡を見るたびに「こんなところにもシミ・シワができていた! ?」と驚くことが増えてくる。

 

「日光浴をすると、体内でビタミンDが作られ、骨の健康を保つのに役立ちますが、日光に含まれる紫外線を浴びすぎてしまうと、身体に影響が出てくることがわかってきました。特に色白で紫外線に弱いタイプの人は皮膚のダメージが大きいので、これからの季節、注意が必要です」

 

そう注意を促すのは銀座スキンクリニックの坪内利江子院長。

 

一度に大量の紫外線を浴びると、日焼けをしすぎて肌がヒリヒリするが、少しの量でも長年にわたって浴び続ければ「慢性障害」として影響が出てくるという。

 

たとえば、学生のころ、屋外で部活動をしていた人や、夏に海水浴やプール、日焼けサロンなどで肌を焼いていた人は、数十年たった、40代以降にシミ・シワとなって表れてくるケースが多い。

 

【注意すべき「肌の老化」】

 

〈シワ〉

顔全体の紫外線を浴びたところに出る。

 

〈シミ(老人性色素斑)〉

頬骨の高いところ、こめかみに出やすいが、顔全体、手、前腕、首回りなど紫外線を浴びたところに出る。

 

「紫外線にはいくつかタイプがあり、UVAはガラスを通過して真皮の奥まで到達し、シワやタルミのもとになる活性酸素を増やします。UVBは肌を焼いて、シミやソバカスなどができやすくなります。日焼けしすぎると、皮膚がやけどをして赤くなる『サンバーン』、その後、メラニンが増加して黒くなる『サンタン』の状態、急性的な障害を起こします。そして、何十年もたった後、深いシワやシミができる『光老化』という慢性的な影響が出てきます。加齢によっても肌の老化は起こりますが、光老化がプラスされると、皮膚のハリを保つコラーゲンや弾性線維が破壊されて、皮膚は厚くゴワゴワしてくっきりとシワが刻まれ、シミもできやすくなるので、見た目の年齢は、実年齢より高く見えてきます」(坪内院長)

 

しかも、日焼け止め(サンスクリーン剤)などでガードしないで、紫外線を少量でも浴び続けてしまうと、まれに皮膚がんに進行するので危険! 夏は屋外でスポーツやレジャーを楽しみたいが、紫外線対策を忘れないようにしよう。

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