体の不調にも!おいしさアップの「蒸しいため」で作る朝スープ
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■おいしさアップの「蒸しいため」のコツ

 

【1】2人分を作るなら、具材(およそ200g)と、油(小さじ1/2)、塩(ひとつまみ)、水(50ml)を鍋に入れる。具材は切ったものからどんどん入れていこう。

【2】ぴっちりふたをして、3分強火にかける。水蒸気を対流させるため、ふたは蒸気穴のないものを(穴があるときは棒状にしたアルミホイルでふさぐ)。

【3】300~400mlの水分を入れ、ひと煮立ちさせたら味見を。味が足りないときは調味料を足す。飲み干すころにちょうどよくなるくらいの薄味がベスト。

 

「3分蒸しいためをしたら、あとは水分を足すだけで、どんな食材でもおいしいスープになりますよ」(藤井先生)

 

春の兆しが見えるとはいえ、冬の冷えが残った体を温めてくれるのもスープのメリットだ。

 

「つい適当になりがちな朝食に、栄養たっぷりのスープを取り入れ、エネルギーを補給してほしいと思います。忙しい朝でもスープなら、具材を切って煮るだけと、とても簡単です。特に中高年女性には、朝からしっかりタンパク質を取ってほしいですね。卵や納豆、豆腐などを具材に加えた朝のスープで、不足しがちなタンパク質を補ってください。朝スープで1日を元気にスタートすれば、体の不調もだんだんと改善されると思います」(姫野先生)

 

【PROFILE】

藤井香江先生

料理研究家、簡単ダイエットの専門家で「朝ジュースダイエット」を考案。食の力で健康になるジュースやスープのレシピ開発を行う

 

姫野友美先生

心療内科医、ひめのともみクリニック院長。監修書に『ストレス脱出レシピ 心療内科医に教わる「ごはん術」』(主婦の友社)などがある

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